「北の山・じろう」時事問題などの日記

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放射能汚染時代を生きていく(放射能汚染サバイバルゲーム){その3}

不謹慎なタイトルと思われるかもしれませんが、真面目に原発事故や、これから起こるであろうと思われる甚大な数の健康被害を考えると、ゲームと思わないと、気が狂いそうな気がします。ですから、不謹慎と思われる方は、ご容赦願います。

さて、先日の毎日新聞に
チェルノブイリ原発事故:「内部被ばく9割超」 ウクライナの研究者、二本松で講演 /福島
毎日新聞 2012年10月11日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20121011ddlk07040226000c.html
このような記事が掲載させました。やはり、内部被曝をいかに少なくするかが、一番の放射線防護である事が分かります。今後、内部被曝を避けるために細心の注意を払って生活していく事が必要です。今日は、移住、又は引越しについてです。


放射能汚染時代を生きていく(放射能汚染サバイバルゲーム){その3}

今回は、移住について考えて見ます。

まず、お年寄は移住しない方が無難であろうと思います。どうしてかと申します他と、まず第一に50歳を過ぎると年齢が進むにしたがって、放射線被曝の影響を受けにくくなると言う研究成果があります。それが正しいとは、限りませんが統計的にそのような傾向があると言う事でしょう。第二に、これは放射能とは関係なしに以前からの傾向として、お年寄りを、その人が知らない土地に引越しさせると40%〜50%くらいの人が、認知症になると言う一般的な傾向が知られています。そのような理由により、「お年寄は移住しない方が無難であろう」と思います。


子育て中の世代とこれから、子供を生み育てていかなければならない年齢層は、全然話が違います。今回は一番移住しやすいケースを考えます。それは、大学や専門学校に進学するケースです。学校を選ぶことが出来ます。わざわざ汚染地域である、関東や東北の大学(専門学校)に進学する必要は、全然ないと思います。就職が大変だから、有名大学に進学させたいとか、進学したいと言う考えは、捨てることです。


そもそも現在の就職難は、学校教育が人手を求める側の需要に、全然マッチしない教育を行う事が、一番の原因だと思います。企業の側が、どのような人材を欲しがっているのかを理解していない結果が、就職難を生み出していると思います。今時、単なるオフィスワーカーは、ほとんど需要がありません。それは、コンピュータが大部分、代行してしまいます。


そして、長く続く不況があります。日本の企業は人件費や経費をケチルくらいしか、考えが及ばないようです。経団連が、必死に原発推進を擁護している姿を見れば、一目瞭然でしょう。ほとんど化石のような脳味噌で、高度経済成長時代の経営を続けようとしているのであろうと思います。もう、それは20年以上前からダメになっています。学生の側もそうですが、企業の側も時代の変化に周回遅れになっている企業が沢山あるのです。


一方で、業績を伸ばしている企業もあります。今回、ソフトバンクがアメリカの携帯電話(通信)会社2社を買収する話が、世間を賑わせています。その資金1.5兆円とか2兆円とかを、メガバンクが融資しようとか、そのような話になりつつあるようです。これも10年前なら、「信じられない」話です。


一方、楽天が一昨年の話だったと思いますが、新卒600人を採用したそうです。そのうち日本人は、200人と言うように聞きました。400人は外国人を採用しているのです。事業を外国に展開して行こうと考えるなら、外国語が出来て、現地の事情を知る外国人のほうが日本人より、ずっと戦力になるわけです。その時、社内の公用語も英語にしたと聞きました。その後、社内の公用語がどうなったかは、知りません。


その時、それを聞いたホンダ(自動車)の関係者は、「うちは、やらない。昔から、英語を知らないやつを外国に赴任させている。だから社内は日本語だ。」と言うような、恐ろしい話をしていました。ホンダの場合は、「明日から、外国のどこかへ行け」と辞令が下りると、語学能力とは関係なしに赴任して、その後現地の言葉を、「体当たり方式」でマスターするというやり方のようです。


大分、前置きが長くなりましたが、いい大学を出て、「おいしい」思いが出来るのは、今時「公務員」くらいです。だから、公務員が人気があるのですネ??そして、国家も地方も公務員が税金を、チョロマカシ放題なのは、新聞やテレビでご覧になるとおりです。


金太郎飴式の、大量生産型の社会で必要とされた人間は、今需要がないのです。だから、どこの大学や専門学校に行こうと、本人がそこで何を学び、何を身に付けるかが問題であって、大学の良し悪しより、本人の良し悪しのほうが大きな問題なのです。


何か問題があれば、積極的に前に出て、「ハイ!私がやります!やらせて下さい!!」と言える人材が求められているのです。私が、何かの講習などに行っても中高年の世界も同じです。後ろにいたがる消極的な連中ばかりです。これまではそれで、間に合っていたと言う事なのでしょう。もう、既にそれでは、ダメな時代に大分前からなっています。

やっと、本文です。以上の理由により、大学や専門学校は、必要に(本人の希望)応じて学部や学科があれば十分です。後は、本人の学ぶ意志次第です。学校のレベルより、本人の中身を磨き、鍛えろ!!と言う事です。


と言う事は、何もわざわざ放射能に汚染された関東・東北の大学に進学する必要は、全くないのです。関東・東北に4年(ないし2年)いれば、間違いなく内部被曝します。将来の健康被害のリスクを好んで抱え込む事は、愚かでしょう。誰にでも、分かる事だと思います。このブログを読んだ方、あるいは親御さんはお子さんを関東・東北以外の地域に進学させる事を、真剣に考えていただきたいと思います。現在、学生である方も同じです。関東・東北以外の地域への転校を考えてください。


出来うるなら、高校生にもそうして欲しいと思います。西へ移動できる人から順番に移動していかないと、20年、30年後には、大変な未来が待っていると思います。福島県の一部だけが汚染されているわけでは、ありません。


それ以外にも、汚染の強い地域は沢山あります。東京でさえ、かなり汚染されています。汚染地域に住む一番の問題は、どうしても汚染食品を食べる機会が多くなる事にあります。気が付かないうちに、食事から内部被曝してしまうのです。若い人たちの街での生活を見ていると、内部被曝を気にしているようには、全然見えません。知らないのだと思います。


であるなら、せめて食事からの内部被曝の可能性の少ない地域に、子供さんを進学(転校)させるべきでは、ないのか??と考える次第です。「食」を扱う産業は、汚染食材を使わないと経営が成り立ちません。「被災地を応援する」と言う名目で、汚染食材を利用している企業ばかりです。つまり、外食も含めて食品汚染に囲まれた中で生活しているのが、関東や東北の現状です。そんな環境で、放射線被曝(放射能)の影響を受けやすい年齢の子供たちを生活させる危険性を、お考えいただきたいと思います。

更に付け加えるなら、原発からの放射能の漏出は続いていますし、4号機使用済み核燃料プールで冷却水が不足する事故が発生したなら、東日本(あるいは日本全体)は、終わりだと言う学者や識者が圧倒的に多いのです。内部被曝のほかに、そのような危険もあるのです。

是非、大学や専門学校への進学は、上記の状況を慎重に考えて進学先を決めるようにした方が、よろしいと思います。少なくとも、私が親なら、絶対に関東・東北の学校に進学させません。また、現在在学中の学生は、関東・東北以外への転校を考えてください。



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