「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

騒音なし 安定供給可能 洋上風力の長所は?{東京新聞 TOKYO WEB}

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
騒音なし 安定供給可能 洋上風力の長所は?
2012年10月23日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012102302000112.html
▼全文引用



 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)が来年一月から、千葉県銚子市沖合の洋上風力発電所で発電を始める。脱原発に向けて、再生可能エネルギーの拡大のために期待されている洋上風力発電とは、どのようなものなのか。 (山口哲人)

 Q 陸にある風力発電と、洋上の風力発電の違いは何か。

 A 洋上風力は発電所を海に建設するため、陸上風力で近隣住民としばしばトラブルになる騒音問題が起きにくい。より大型の風車を建てることもできる。沖合は、強い風が吹く傾向もある。

 Q 銚子市沖合はどのくらいの発電能力があるのか。

 A 風車の羽根は直径約九十二メートルで、発電能力は一般家庭千二百世帯の電力に相当する二千四百キロワット。NEDOは「洋上風力としては最小規格。発電機メーカーは五千〜七千キロワット級の開発に取り組んでいる」と話している。発電能力に対する実際の発電力(稼働率)は陸上風力の二倍の38%を見込んでいる。風速三メートルで風車が回り出す設計だが、今回の設置場所は平均七メートル強の風が吹くため、安定した発電が期待されている。

 Q 銚子市沖以外にも洋上風力発電所はあるのか。

 A 茨城県の鹿島港など三カ所で稼働し、計三万キロワットを発電している。ただ、日本ではこれまで洋上風力を「あまり注目していなかった」(NEDO)ため、合計二百五十万キロワットの陸上風力と大きく差がついている。風車の支柱を敷設できる限界は水深五〇メートルと言われ、日本には建設に適した遠浅の海があまり多くないという理由もある。それでも、NEDOは「国内には最大十五億キロワットの適地がある」と話している。

 Q 他に建設の障害はあるか。

 A 高い建設費だ。洋上風力は沖合で発電した電気を海底ケーブルで陸地に送る。ケーブル一キロメートルにつき一億円の費用が必要となるなど、陸上風力の一・五〜二倍の建設費がかかる。銚子市沖は海中に土台を造る「着床式」で建設し、総工費は三十五億円。海底に固定せず「ブイ」のように浮かべる「浮体式」と呼ばれる方式も技術開発中だ。立地条件や予算に合わせて建設できるようになることが普及には必要だろう。



☆「関連ブログ関東時事日記(時事全般)
☆ホームページのご案内関東・寄せ集め民報(ニュース・記事)
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所