「北の山・じろう」時事問題などの日記

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【雷鳴抄】 勇ましさの先には<下野新聞>

下野新聞
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【雷鳴抄】勇ましさの先には
(10月27日) 2012年
http://www.shimotsuke.co.jp/special/raimei/20121027/908661
▼全文引用

 「事故前の湖に戻してほしい」。先月半ばの本紙社会面にあった中禅寺湖漁協関係者の言葉だ。福島第1原発事故に伴う放射能汚染の影響で、中禅寺湖の今夏の釣り客が例年に比べ8割も減少したという▼露地栽培の原木シイタケや原木ナメコの出荷停止も続く。山菜や野生のキノコは当分食べられないかもしれない。山村ではそれで生計を立てている人もいるというのに▼観光への影響も続いている。今年4〜6月の本県の外国人観光客は原発事故前年の2011年より42%も少ない。本県だけでも原発事故の打撃は計り知れない。国民の多くが、原発はこりごりと思うのは無理もない▼国政復帰を表明した石原慎太郎東京都知事は、福島第1原発を視察した際「事故をもって現代的な新しい技術体系を放り出すのはやっぱり愚かだと思う」と話し、脱原発を一蹴した▼石原氏は尖閣諸島に小さな漁船の船だまりを造りたいという。しかし現実にそれを造った時にどうなるか。小さな漁船を思いやる一方で、尖閣諸島の国有化をめぐる騒動のあおりで売り上げ減に震える観光業者の姿は見えているだろうか▼石原氏の言説は歯切れよく、勇ましい。中国や韓国の横暴を見れば拍手を送りたくもなる。だが、勇ましく突き進んだ先には何があるのだろう。



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