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子どもより牛肉 福島県民健康管理調査検討委が尿検査をこっそり否定<税金と保険の情報サイト>

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子どもより牛肉 福島県民健康管理調査検討委が尿検査をこっそり否定
2012年10月28日 15:00 
http://www.tax-hoken.com/news_amWHa345Cc.html?right
▼全文引用

検討委員会が秘密会で決定
事前になれ合いの「秘密会」を開いていたことで非難を浴びている福島県の県民健康管理調査、検討委員会が子どもの尿検査より牛肉の検査を優先していたことがわかった。25日の東京新聞が報じた。
図URL
http://www.tax-hoken.com/files/854/4391762dc655c6ffcbe749fbac9956ad.jpg

内部被ばく把握に必要な尿検査
福島第一原発事故による被ばくは、東北、北関東などに暮らす人にとって、大きな心配ごとだ。特に影響が大きいといわれる子どもについて、被ばく量を把握しておくことは、今後の健康管理においても大きな意味を持つ。

被ばく量の把握には、主に2つの方法が用いられる。ホールボディーカウンター(WBC)と尿検査だ。WBCは身体の外部から放射性セシウムが出すガンマ線を計測するものだが、身体が小さく、じっとしていない子どもには不向きとされる。

尿検査も尿の濃淡によって誤差は生じるが、内部被ばくに詳しい琉球大学の矢ヶ崎克馬名誉教授によると、WBCの40〜50倍の精度があるという。

子どもの健康より牛肉を優先
昨年7月に開かれた第3回の検討委員会では、この尿検査を福島の子どもに行うことが検討課題となった。委員会では、座長の山下俊一、福島医大副学長が「尿検査に意味があるのか」と発言するなど、否定的な意見が相次いだ。

さらに進行表によると、尿検査に必要なゲルマニウム測定器が、牛肉などの食品検査にフル回転していることを理由に、「尿検査は困難」とされていた。子どもの健康より、牛肉の出荷が優先されたのである。

その後、検討委員会では「尿検査」は議論されておらず、もちろん実施もされていない。


尿検査でわかる「住んではいけない」
行政が尿検査を避けるのは、検査によって不都合な事実が判明することを避けるためだ。昨年5月と8月に福島老朽原発を考える会「放射能測定プロジェクト」が行った検査では、2回の検査を受けた子ども10人中、9人のセシウム量が、3か月後には大きく下がっていた。

この9人は全員、福島を離れて他県に避難していたが、微増という結果が出た1人だけは、福島県内にとどまったことがわかっている。福島県に住み続けることで受ける「追加被ばく」の深刻さを物語る結果といえる。

「尿検査を行わない」という判断のもととなっているのが、牛肉重視と県民の囲い込みだとしたら、福島県庁はいったい誰の利益を守ろうとしているのだろうか?



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