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活断層「否定できず」 規制委調査 大飯、関電の主張揺らぐ<東京新聞>

東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
活断層「否定できず」 規制委調査 大飯、関電の主張揺らぐ
2012年11月3日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012110302000108.html
▼全文引用

 関西電力大飯原発福井県おおい町)の敷地内を走る「F−6断層(破砕帯)」が活断層かどうかを判断する原子力規制委員会の調査チームが二日、現 地調査を終えた。北側の海に近い試掘溝(トレンチ)では、関電がないとしていた断層を確認、原子炉に近い山頂の溝では、過去に断層が動いたことを示す粘土 を確認した。関電は再調査の中間報告で活断層を否定したが、根拠が揺らいだ形だ。 

 調査チームは四日に都内で開く会合で、調査結果について議論する。活断層かどうかを確認するには、断層が動いた年代を特定しなければならず、鉱物の詳しい分析や再調査が必要になり、結論が延びる可能性がある。

 調査チームは、関電が掘った試掘溝の壁面や掘削調査(ボーリング)で出た土などを調べた。関電は先月末に示した中間報告で、海近くの溝ではF−6断層が見つからないとしていたが、同じ断層の延長とみられる断面を発見した。

 チームの一人で、活断層の可能性を指摘してきた渡辺満久・東洋大教授(変動地形学)は「活動性は否定できない。活断層があるという疑いのレベルは、今までより上がった」と述べた。

 山頂の溝では、断層が動いた際に岩と岩がこすれてできる粘土を確認。粘土が四十万年前より新しい年代にできたと確認されれば、活断層の疑いが濃厚 となる。鉱物が専門の重松紀生・産業技術総合研究所主任研究員は「どのような粘土かを見て、活断層かどうか総合的に判断していくべきだ」と語った。

 規制委の島崎邦彦委員長代理は「必要なら再調査という可能性もある。今後の方針は四日の議論で決まる」と述べ、慎重に判断する考えを示した。

 F−6断層上には、冷却に使う海水を引き込むための重要な取水路がある。活断層と判断されれば、原発の耐震設計審査指針に反し、規制委は運転停止を求める見通し。

★ご参考
なぜ??活断層があると危険なのか???下記記事をご参照ください。
NHK
視点・論点 「シリーズ防災(2) 原子力関連施設と活断層」
2012年09月13日 (木) 東洋大学教授 渡辺満久
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/131399.html

四十万帯に便利
地震と活断層(2):活断層はなぜ危険なのか
update 2003.3/8
http://www.arito.jp/LecEQ02.shtml



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