「北の山・じろう」時事問題などの日記

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維新と太陽 打算むき出し合流の末路<日刊ゲンダイ>

日刊ゲンダイ
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維新と太陽 打算むき出し合流の末路
2012年11月17日
http://gendai.net/articles/view/syakai/139698
▼全文引用

こんな野合は許されない!

<右翼連合の出現に有権者は冷ややか>

 暴走老人が厳しい合流条件を丸のみだ。橋下徹大阪市長(43)が率いる「日本維新の会」と、石原慎太郎共同代表(80)の「太陽の党」がスッタモンダの末、17日にも合流する見通しとなった。しかも、その16日に決めて、記者会見までした「太陽」と「減税」の合流を破棄するという。いやはや、くっついたり、離れたり……。打算だけが浮き彫りになってきた「野合」に有権者は完全に冷ややかだ。

 16日に都内のホテルで2時間半に及んだ維新と太陽の合併協議の終了後、同席した太陽の園田博之氏(70)は記者団に囲まれ、こんなやりとりを繰り広げた。
――合流のネックになっている一番の政策は?
原発、TPP、消費税」
 記者団全員が「全部じゃないか」と心の中でズッコケたが、その数時間後には石原が維新の政策を全部丸のみし、大阪に戻った橋下は「石原さんと私の間では合意ができた」と高らかに宣言した。
 園田も「石原さんの執念にやられた」なんて取り繕っていたが、こういうところに両党の正体が見える。丸のみの石原も石原なら、そんな朝令暮改を受け入れて「合意」を宣言する橋下もいい加減の極みである。
「橋下市長は合流協議で『2030年代に全原発を撤廃』『TPP参加』『消費税の地方税化』という持論を曲げず、“合流は政策の一致が条件”と強く迫ったようです。さすがの石原氏もその場では『イエス』とは言えず、党に持ち帰って協議しましたが、結局、合流優先で丸のみしたのです」(維新関係者)
 とにかく石原は維新にすがるしかないのだ。で、袖にされたのが「減税日本」。暴走老人に振り回された名古屋の河村市長は哀れというか、いい面の皮だが、こちらも生き残りが目当てだからこうなる。
 暴走老人と手を組んだ橋下が失うものも大きいだろう。
「維新の主な支持層は20代、30代です。“失われた世代”の既成政党に対する怒りを取り込み、勢力を伸ばしてきたのに、“勝ち組老人”とのタッグはマイナスにしかなりません」(在阪ジャーナリスト)
「維新と太陽の野合で、有権者の第三極に対する意識は変わる」と言うのは、関西大学非常勤講師の矢野宏氏だ。
「橋下氏と石原氏がタッグを組んだことで、強烈な“右翼連合”になりました。その先には憲法改正があるのでしょう。集団的自衛権の行使を掲げる政党に政権を任せていいのか。こうした危機感が若い有権者の間に広がりそうです」
 有権者は静かに橋下・石原のエセ第三極から離れ始めている。



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