「北の山・じろう」時事問題などの日記

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嘉田氏、一時結党断念 飯田氏説得「突っ込もう」<毎日新聞11月28日>

毎日新聞
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混迷の先:’12師走・衆院選 日本未来の党 嘉田氏、一時結党断念 飯田氏説得「突っ込もう」
毎日新聞 2012年11月28日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/area/news/20121128ddf041010013000c.html
▼全文引用

 衆院選公示の1週間前に新党「日本未来の党」結党を宣言した嘉田由紀子・滋賀県知事は、結党の決断に数 日揺れ動き、結党宣言直前には断念会見まで検討していたことが関係者の話で分かった。周囲は嘉田知事の突然の決断に驚き、県議会や職員らからは「県政に支 障が出る」「大きな実験だ」など困惑と期待の声が上がっている。【加藤明子、姜弘修】

 「いろいろごめん。このままでは県が動かなくなる」。27日に結党宣言した嘉田知事は同日朝、側近に メールでこう漏らしていた。しかし、間もなくして判断は一転。新党の代表代行となる飯田哲也(てつなり)・大阪府市特別顧問から「ここまで来たら後退はな い。突っ込もう」とのメールを受け、新党結成を決めた。

 関係者によると、嘉田知事らは当初、衆院選は来年春ごろとみて水面下で準備。しかし突然の解散で一時白 紙になった。嘉田知事のグループでは「もう無理やな」とあきらめムードだった。今週に入って嘉田知事の新党結成を目指す動きが報道され、県議会で少数与党 の嘉田知事は、議会各派への根回しが済まない前に報道が出たことに苦慮した。

 「幕引きの仕方を教えて」。一時、結党断念の方向に傾いた嘉田知事は周囲にこう漏らし、27日に国政断念を表明する方向で検討に入っていたという。

 嘉田知事は27日夜、報道陣に結党への経緯を振り返り、「仲間がいてこそ、右腕がいてこそ。飯田さんの決断は大きいです」と話した。

 一方、県議会の佐野高典議長は「知事は24時間では足らないくらい行政課題の解決に当たらないといけな い。県政に大きな支障が出る。それなら石原(慎太郎)前都知事のように、お辞めになって党首に専念すればという県民の声もある」と語り、28日、議長とし て嘉田知事に真意を問う申し入れをする意向を示した。

 嘉田知事の今回の行動に対し、県幹部は「なぜ国政なのか。公務との両立は不可能。県議会も始まるのに」 と漏らした。別の幹部は「遠くなった感じ。地方から国政に対して挑戦する壮大な実験を間近で見られ、こちらとしても刺激になる。今までは地域のスターだっ たが、日本を動かす人になるのだろう」と受け止めていた。