「北の山・じろう」時事問題などの日記

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党首に聞く:2012衆院選 日本未来の党・嘉田由紀子代表<毎日新聞>

毎日新聞
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党首に聞く:2012衆院選 日本未来の党・嘉田由紀子代表
毎日新聞 2012年12月03日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/news/20121203ddm007010101000c.html
▼全文引用

 ◇「原発で発展」問い直す

 衆院選の大きな論点は三つある。原子力政策、子育て支援、官僚制度の組み替えだ。

 原発問題は日本の戦後政治の一つの決算だ。福島で苦しんでいる人がこれほど多いのに、もう忘れようとし ている。党首討論で自民党の安倍晋三総裁に「福島の皆さんにどうおわびするんですか」と尋ねたら、安倍総裁は「原発があったから日本は発展できた」と答え た。「それでいいんでしょうか」と問い直す選挙にしたい。

 もう一つは子どもの未来。日本の活力を生むためには子どもしかない。子育てへの投資は未来への投資だ。

 最後の一つは「制官僚」。無駄遣いのない財政規律、公務員がやりがいを持って働ける仕組みを作りたい。 そこで財源を捻出して、子育て、未来に投資する。私は滋賀県知事として600億円のおカネをダムや新幹線新駅をやめて生み出した。水害を防ぐため、国は 400億円のダムを造ろうとしたが、私は40億円で同じ効果のある河川整備をした。

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で無条件に日本の農業基盤を壊すべきでない。環境や国土を守り、子どもを産み育て、高齢者を支える農村の社会的機能を維持するためにも、TPPの仕組みを乱暴に日本に導入することには反対だ。

 尖閣諸島が日本の領土だというのはまぎれもない事実。正当なる実効支配の実態をもっと国際社会に発信すべきだ。北朝鮮外交では対話が重要だが、経済制裁と硬軟セットで対応することが必要だ。

 この段階では勝敗ラインは到底申し上げられない。全員当選を目指す。【聞き手・加藤明子

毎日新聞