「北の山・じろう」時事問題などの日記

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東日本大震災:福島第1原発事故 30キロ圏内の40人、東電を19億円賠償提訴<毎日新聞>

毎日新聞
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東日本大震災:福島第1原発事故 30キロ圏内の40人、東電を19億円賠償提訴
毎日新聞 2012年12月04日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20121204ddm012040040000c.html
▼全文引用

 東京電力福島第1原発事故で長期避難を強いられ古里すべてを奪われたとして、原発30キロ圏内の福島県 南相馬市と双葉・楢葉・広野各町に暮らした18世帯40人が3日、東電に計約19億4370万円の賠償を求め福島地裁いわき支部に集団提訴した。記者会見 した早川篤雄(とくお)原告団長(73)は「加害者である東電が決めた賠償額では生活再建ができず、このままでは(避難者は)棄民になる」と訴えた。

 いわき市の借り上げ住宅に身を寄せる早川さんは事故前、楢葉町の「宝鏡寺」で住職を務める傍ら、知的障 がい者のグループホームや就労施設も運営していた。事故で、同町の大半が立ち入り禁止の警戒区域(今年8月に解除)になったため避難を余儀なくされ、余暇 に田畑を耕す平穏な生活を奪われた。

 グループホームにいた97人の障がい者もちりぢりになり、避難中に亡くなった人もいる。「東電に怒りの声を上げたくても上げられない仲間、泣き寝入りをさせられた避難者のためにも、裁判で訴えを伝えたい」と決意を語った。

 弁護団によると、これほど大規模な原発事故避難者による集団訴訟は初めて。地域コミュニティーなど古里喪失の慰謝料として1人2000万円などを求めている。【中尾卓英、三村泰揮】
毎日新聞