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衆院選が占う「東日本大震災と福島第1原発事故後の日本をどうするか」<夕刊ガジェット通信>

夕刊ガジェット通信
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衆院選が占う「東日本大震災福島第1原発事故後の日本をどうするか」
2012.12.05 23:30:00 記者 : 夕刊ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/277049
▼全文引用

「忘れない 誓う一票」。2012年12月4日付の東京新聞が1面トップに掲載した見出しである。何を「忘れない」のか。それは、2011年3月11日から「時間が止まったまま」で、「復興が遅々として進まない」東日本大震災福島第1原発事故のことだ。

今日は、衆院選の公示日である。朝日新聞の1面トップは、「12党混戦、1500人立候補へ 衆院選きょう公示」という見出しで、毎日新聞は「衆院 選 きょう公示 脱原発 問われる本気度」であった。読売新聞と産経新聞は、トンネル事故に関する記事、日本経済新聞はローソンとYahoo!JAPAN が宅配で提携したという記事が1面トップとなっている。

こうして比較してみると、各紙のスタンスが見えてくる。朝日と毎日は、衆院選の公示日なので、それをそのままトップにした。日経が商品流通の記事を トップにするのは分かるが、一般紙である読売と産経が衆院選以外の記事をトップに持ってきたのは、なぜか。何はさておき、今日のトップは衆院選だと思うの だが……。

見出しを並べてみると、東京新聞がいかに異彩を放っているのかが分かる。衆院選を取り上げてはいるが、そのアプローチは東日本大震災からなされてい る。記事は、震災の日の描写から始まる。「東日本の地は激しく揺れ、黒い濁流は多くのかけがえのない命を奪った。原発からは白煙が上がり、すべての国民が 恐怖に震えた」。

そして、「政治は『3.11」を忘れてはいないだろうか。人々に温かいだろうか。」と問いかけ、「あの日を忘れない。きょう、衆院選が始まる」と続 く。同じく1面には、山田哲夫論説主幹による「『傍観の悲劇』胸に刻む」という記事が並ぶ。重要な論点が含まれているので、以下に記事の一部を引用する。

「大震災と福島原発事故は、政治への傍観や行政や専門家への『お任せ』が生存をも脅かす重大過失につながってしまうことを骨身にしみさせ」、「私たち一人ひとりが民主主義の主体的参加者、国や社会のあり方は考えても考え過ぎることはない、と教え」たと山田氏は述べている。

これらの論点は、東日本大震災福島第1原発で私たちが学んだことであり、その学びを実践する最初の機会こそ、今回の衆院選だと筆者は考えている。 候補者をしぼる基準はさまざまでけっこう。しかし、適当に選ばず、熟慮して、この人ならばと思える候補者に投票したいものだ。そして、投票の前には「忘れ ない 誓う一票」を思い出してほしい。
(谷川 茂)夕刊ガジェット通信



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