「北の山・じろう」時事問題などの日記

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2012年総選挙結果を考える

自民党の圧勝??と言うよりは、民主党の「ボロ負け」でしたネ?そして、「未来の党」もボロ負けで国民の下した判断は、【ケンカ両成敗】でした。冷静に考えると、その通りだと思います。思えば、菅元総理が、原発事故対応で苦しんでいた時に、菅降しを仕掛けたのは、小沢(一郎)氏でした。そして、小沢(一郎)氏をそのような立場に追いやったのは、菅元総理でした。結局、その流れが尾を引き、小沢グループの集団離党と新党結党につながりました。

自民党も、政権末期時代は「迷走」状態でした。しかし、自民党と民主党の決定的な違いがあります。自民党は、結束を崩しませんでした。民主党は、みずからバラバラになり、双方ともボロ負けしました。国民不在の党内抗争の結末は、両方合わせて、100議席にも届きそうもありません。

私も、今回反省する部分が、あります。物事は冷静に考えないといけないと言う、実に単純な事です。一連の小沢裁判があり、その中で検察の暴走があり、必要以上に小沢氏の応援団になってしまいました。脱原発も大切です。しかし、国民は生活と政治の安定を求めている事に気が付きませんでした。

マスコミのアンケート調査は、おおむね正解で不正を疑った私は、誤っていた事になります。もっとも、「未来の党」を見えにくくしたのは事実であろうと思います。

日本維新には、風が吹いていました。私は、せいぜい30〜50議席かと思っていましたが、01:57現在、53議席です。これは、本当に惜しかったですネ???「みんな」と組めば100は軽く超えていたと思います。これなら、自民党に投票したくない!民主党は、絶対許せない!!皆さんの受け皿になっていたと思います。

小沢(一郎)氏は、党を割った以上、「小沢一郎」の名前で、正々堂々と戦ってほしかったです。それで、ボロ負けしたのなら納得が行きますが、姑息な新党を作って負けたのは納得が行きません。これだけは、残念です。

選挙期間中は、言いませんでしたが、私は「卒原発」に、かなり反感があります。原発の無い社会を目指してきた人々の合言葉は、「脱原発」のはずです。それを、いとも簡単に「卒原発」に変えてしまいました。日本人の国旗は、「日の丸」です。それを、自分がリーダーになったら、勝手に変えたようなものです。嘉田滋賀県知事を批判しているのでは、ありません。ただ、「卒原発」の言葉を使った段階で、「脱原発」のリーダーの資格を失っただけです。何より、納得がいかないのは、東京8区から単独で立候補した「山本太郎」のような人間を、どうしてスカウトしなかったと言う事です。ご自分の政策顧問の「飯田」氏は山口から立候補しています。

などなど、今回の選挙は納得の行かない事ばかりです。とは言え、政権運営能力の無い民主党が、自爆選挙を敢行し自爆したのが、多少の救いです。今のままでは、余りにひどすぎます。河野太郎に期待します。「河野太郎」さん、頑張ってください!!

本日は、グチばかりになってしまいました。しかし、民主党に政権運営能力が無い以上、自民党が政権を担うしかなく、二大政党制であれば、当然の結果では、あります。



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