「北の山・じろう」時事問題などの日記

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【2012年総選挙を考える】3年の民主党政治を振り返る(その2)

※関東時事日記からhttp://d.hatena.ne.jp/hajimetenoblog/


★とにかく、感じるのは「国民の思いの伝わらない政治」だった印象を非常に強く感じます。「コンクリートから人へ」が国民との一番分かりやすい公約だったと思います。「こくみんの生活が一番」は、最後には消えてなくなりました。「コンクリートから氷へ」の言い違いだったのでは??と、思えるほどに国民に冷たい政治でした。「人としての温かみ」が、まったく感じれれませんでした。

「裏切り者!!!」

こんな印象しかありません。


★「ボロ負けして、せいせいした」と心底思います。多分、国民の多くも同じ思いでしょう。自民党を支持した人も、そんなに多くは無いと思います。しかし、民主党よりは、「はるかに、マシ」と言う事で自民党の大勝利となりました。二大政党制の選挙の怖さを、今頃民主党関係者は、心底思い知ったでしょう。三年数ヶ月前は、自民党がそれを思い知らされました。


★「日本未来の党」は、民主党の亜流と国民からみなされ、トコトン負けました。私は、今回「脱原発や卒原発」を公約にして選挙に臨んだ政党に、かなり違和感があります。それは、例えば東日本大震災の被災者の皆さんへの配慮であり放射能汚染への対応、原発事故で生活に苦しんでいる皆さんへの配慮が、ほとんど感じられませんでした。脱原発」は、「人に優しい世の中」を目指すものであるはずです。「人への優しさ」が、「脱原発・卒原発」を言う各政党から感じられませんでした。

★自民党の河野(太郎)氏がテレビのインタビューで答えていました。(概略)

☆自民党は、どのように政策を決定するのですか??

河野>党の中で話し合い合意してから、それを政府にあげていきます。

民主党の政策決定システムを、どのように思いますか??

河野>政策決定システムが、あるようには見えませんでした。内閣が勝手に決めているように見えました。

★これが、民主党政治を端的に言い表していると思います。内閣や閣僚が、勝手に思いつきで、その場その場で適当に物事を決めているように見えました。党内の意見は、ほとんど無視されていました。民主党国会議員には、有権者から様々な陳情があったと思います。それは、民意の一つの現れです。また「世論」と言うものもあります。

★何一つ、民主党政権が考慮していたようには、見えませんでした。まるで、独裁国家のようでした。「こんな政治は二度と、ゴメンだ!!!」、これが今回の自民党大勝の大きな理由のように思います。

★今、日本の社会は社会システムの再構築が求められています。自民党にそれが出来るとは、思いません。新しい考え方を持った、新しい政治勢力が必要だと思います。「日本維新」への追い風に、その一つの方向を見たように思います。大阪の橋下市長は、それを自覚して更なる自己研鑽をされる事を願います。

★非常に、良かったと思うところ
政権担当能力に欠ける政権与党が、総選挙で二回続けて大敗しました。【キチンとした政治をしないと、次の選挙で「ボロ負け」だよ!!】と言う、意思表示を国民は、二回と続けて示した事です。このような緊張感があれば、従来のような政治は、少しづつ変化していくのではないかと思います。