「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「未来の党」の未来???

朝日新聞
未来の首相指名、阿部知子氏で党内調整
2012年12月22日23時1分
http://www.asahi.com/politics/update/1222/OSK201212220139.html

★この記事から、「未来の党」の未来を占ってみます。
・・・・・ウ〜〜ン・・・・・・・

★未来は???〜ありませんネ!

★残念!!!

★なぜか??
阿部知子」議員は、社民党を離党して、「未来」に合流しました。それは、ご本人の判断ですからかまいません。しかし、中身は「社民党」です。長年、社民党の中心議員として活躍してきた阿部議員の考え方が、簡単に変わるものではありません。もし、変わったのなら何が??どう??変わったのか説明するべきでしょう。「脱原発」を唱えるだけなら、社民党にいても出来たはずです。「未来」に参加した理由が、分かりません。


★そして、中身が社民党の「阿部知子」議員を共同代表にしようと言うのが、嘉田知事の考えのようです。と言う事は、「亜流社民党」を作ることになります。本家社民党は、これだけ「追い風」が吹いているにもかかわらず、議席を減らしました。トコトン、国民に見放されたのが、社民党です。その「亜流」を作ってどうしようと言うのか???


★ここに嘉田知事の本質を見たような気がします。これでは、選挙に負けたのも、当然だと思います。「新党の立ち上げが遅く、党名が浸透しなかった」と言う事も、大きな敗因の一つではあると思います。それ以上に、「亜流社民党」または「亜流民主党」と国民から見られたことが大きな敗因であると思います。


★「亜流社民党」を作るのなら、最初から社民党と協力するべきでは、ないでしょうか???「亜流社民党」を作ったところで、全国的な国民の支持を集められるとは、私には思えません。


★いくらなんでも、今回の選挙は負けすぎでしょう。反消費税と脱原発の2枚看板なら、現有議席くらいは、確保できたと思います。それが出来なかったのは、民主党社民党の支持層からしか票を獲得できなかったからです。無党派層は、支持しなかったということになります。追い風が、ビュンビュン吹いていました。それに乗れなかったと言う事は、「ダメ!」と言う事です。次の参議院選挙も、今回と似たような結果になると思います。支持層が同じであれば、次はもっと民主党に票が流れるでしょう。今回、民主党の支持層は、「しまった!」と思っていると推測します。「お灸」が、過ぎてしまったんですネ?

★ですから、「未来の党」には、今回以上に票が入らないと思います。そして、「亜流社民党」の色を出してしまえば、更に票が減ります。その証拠は、岩手県に見ることが出来ます。かつての「小沢王国」です。本来なら、小沢系が勝つはずです。実際に勝利したのは、小沢系民主党でした。2議席を逆風と小沢氏の刺客と自民党との戦い中で守りました。小沢王国は、民主党の中で健在でした。これが、全てを物語っていると思います。


★「未来」で頑張るものは、それで構いません。しかし、民主党の脱藩組は、民主党に戻るべきでしょうネ?民主党に戻って、民主党の再建に力を尽くすべきだと思います。
民由合併 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E7%94%B1%E5%90%88%E4%BD%B5


民主党関係者も、民主党離党の関係者も、「なぜ??民主党自由党が合併したのか??」思い出すべきだと思います。「政権交代の受け皿を作らなければならない」、その一点で「大同小異」の精神で、合併を行ったはずです。今回、民主党の政権運営と党内運営には問題が多すぎました。ですから、大量の離党者が発生してしまったのは、いたし方の無いところだと思います。


★しかし、選挙も終わり双方の関係者は、冷静に考えるべきだと思います。もう、旧民主党も旧自由党も選挙母体が、一体化していたという事実が判明しました。民主党の議席減もひどかったですが、それ以上に「未来」の議席減がひどすぎました。支持層が同じだから、そうなったのです。民由合併は、着実に進化しもう、後戻りは出来ない事に気が付くべきです。


★もう一度、「民由合併」の初心に立ち返っていただきたいと思います。


★それで、「未来の党」の未来が見えてきます。民主党の脱藩組が民主党に戻らなければやがて、立ち枯れとなるでしょう。だから、民主党の脱藩組は、民主党に戻ると思います。戻らなければ、徐々に数を減らし、今の社民党と同じことになるでしょう。


★「未来の党」は、「亜流社民党」になっていくと思います。そうなれば、国民的な支持が得られるとは、思えません。小政党として、存続できるかどうか??、その程度の期待しか出来ません。


★自民党政治を止めようとする者は、民主党の建て直しを第一に考えるはずです。冷静に考えるなら、民主党の政権時代は、ほんの3年少々に過ぎません。しかも、初めて政権を担当し、その中で東日本大震災原発事故が発生しました。それを考えるなら、「致し方ない」部分もあります。自民党は、長い間政権の座にありながら、例えば原発問題にしても正しい政治をしてきたとは、思えません。ですから、2009年政権交代がありました。野党に下野した自民党が、政権の座に戻ってみると、昔と変わらない自民党でした。メンバーまで当時とほとんど同じです。つまり、「全く、反省してない!」と言う事です。


★「未来の党」が、たったこれっぽちのメンバーで、その受け皿となれますか???、という問題だと思います。受け皿に、なれなければ、どうなるか???未来が見えるように思います。