「北の山・じろう」時事問題などの日記

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止まった時間、途方なく(上)(下)「河北新報」連載特集「二つの被ばく地ーチェルノブイリと福島」

河北新報」連載特集「二つの被ばく地ーチェルノブイリと福島」から全文転載

河北新報
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止まった時間、途方なく(上)
2012年08月23日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1107/20120823_01.htm
▼全文転載


<墓標>チェルノブイリ原発事故の強制避難で消滅した30キロ圏の居住区をしのぶモニュメント。162の標識が墓標のように立ち並ぶ=ウクライナチェルノブイリ

 日本ではあり得ないと思ったレベル7の原発事故が福島で起きた。世界を震わせたチェルノブイリフクシマは 同列に扱われている。7月、福島第1原発事故対策を探る福島県議会の海外行政調査に同行し、ウクライナベラルーシフィンランドを訪れた。チェルノブイ リ原発の30キロ圏は原則立ち入り禁止で、事故から26年が過ぎても放射能との闘いが続いている。フィンランドは10万年先を見据え、世界初の高レベル放 射性廃棄物処分場を建設していた。原子の力を享受した人間は事故の有無、原発への賛否を問わず、放射能のリスクと向き合わなければならないことを実感し た。(福島総局・中島剛)

 

<祈り>ベラルーシの首都ミンスクの教会にある記念碑。広島、長崎、福島の砂を入れたカプセルが埋められている。フクシマは世界的な地名になった

<老朽>老朽化が激しい4号機の石棺。屋根がゆがみ、隙間も生まれている。崩壊や放射能漏れの危険性が高まる=ウクライナチェルノブイリ原発



河北新報
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止まった時間、途方なく(下)
2012年08月23日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1107/20120823_02.htm
▼全文転載


<静寂>朽ち果てる回転式のブランコと観覧車。オープン5日前にチェルノブイリ事故が起きた。原発から3キロの遊園地に子の歓声が響くことはなかった=ウクライナ・プリピャチ

<埋葬>4月に着工した新シェルター。骨組みが徐々に姿を現してきた。超巨大ドームで老朽化した石棺を丸ごと覆う=ウクライナチェルノブイリ原発

<処分>フィンランド・オルキルオトの中低レベル放射性廃棄物処分場。強固な岩盤をくりぬいた地下60メートルのトンネルに実験用の立て坑があった

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二つの被ばく地ーチェルノブイリと福島
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1107/index.htm

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