「北の山・じろう」時事問題などの日記

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戦争の記憶 もっと伝えたい 大空襲体験画 全国貸し出し<東京新聞 TOKYO WEB>

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戦争の記憶 もっと伝えたい 大空襲体験画 全国貸し出し
2013年3月10日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013031002000124.html
▼全文転載


 すみだ郷土文化資料館(東京都墨田区)は、東京大空襲などの体験者が描いた絵の複製品と、作者の証言映像を製作する。広島市の「原爆の絵」貸出制 度がモデルで、原画の保存を図り、展覧会や学校で空襲の実態を広める初の試み。「十万人という日本最大規模の犠牲があった空襲を全国の方に知ってほしい」 と二〇一四年春の貸し出しを目指す。

 

 貸し出すのは、〇三年から集めた百二十五人の体験画約三百点の複製品。東京大空襲は写真が少なく、視覚的に貴重な資料とされる。これまで原画の貸し出しに応じていたが、温度や湿度が管理できない場所では劣化の恐れがあった。

 

 そこで、墨田区は新年度予算案に関連費用約二百六十万円を計上。複製品の絵は「学童疎開」「火の中を逃げた体験」「遺体や焼け跡」「戦争孤児」などに分類し、要望に応じて学校などでの展示に貸し出しできるようにする。

 

 肉親との別れや凄惨(せいさん)な遺体など、「つらくて描けなかった」出来事を抱える作者ら十人に背景を聞き、撮影した映像も一緒に貸し出す。資料館専門員の田中禎昭さんは「空襲のことを伝えたいと、つらい記憶に向き合った方たちの気持ちに応えたい」と話す。

 

 作者の一人、星野光世さん(79)=荒川区=は「たくさんの方に絵を見ていただける。戦争孤児のことを知ってほしい」と期待。「原爆の絵」の複製画を貸し出している広島平和記念資料館の土肥幸美学芸員も「絵は訴える力がある。意義は大きい」と話している。

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