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「立川断層のずれ」誤認 コンクリ風化 東大地震研が訂正<東京新聞 TOKYO WEB>

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「立川断層のずれ」誤認 コンクリ風化 東大地震研が訂正
2013年3月28日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013032802000237.html
▼全文転載


 東京大学地震研究所が立川断層だとして一般公開した地層のずれが、よく調べると活断層ではないことが分かり同研究所は二十八日に訂正の発表をし た。過去にあった建物の工事跡を活断層と間違えたという。立川断層の存在は国や東京都が行った地下の音波探査などで示されており、今回の誤りで否定された わけではない。

 立川断層は近い将来にマグニチュード(M)7級の首都直下地震を起こす可能性が指摘されている。東大は昨秋から、同断層が走っているとみられる日産自動車村山工場の跡地(東京都立川市武蔵村山市)を掘削調査してきた。

 東西二百五十メートル、南北三十メートル、深さ十メートルの巨大な溝を掘った結果、白い粘土の塊が団子状に縦に連なるなど、活断層のような地層を発見。二月初めに立川断層を確認したと発表した。粘土の形などから水平方向にずれ動く「横ずれ断層」と推定していた。

 その後、調査現場を見学した専門家から土木工事の跡ではないかと指摘があり、調べたところ粘土と思った団子状の塊は過去に日産自動車の建物の工事 などで埋められたコンクリートが風化したものだと分かった。念のため粘土の下をさらに掘ってみたが活断層らしい地層はなかった。

 掘削場所の周辺には立川断層の活動で生じたとされる緩やかな段差が北西-南東方向に走っている。この段差も活断層による地形ではなく、川の流れで地層が削られてできた可能性もあるという。

 地震研究所の佐藤比呂志教授は「社会的に混乱を与えたことをおわびするが、今回の結果が立川断層の存在を否定するわけではない」と述べた。文部科 学省では同断層の活動を重点的に調べており、東大の調査もその一つ。今後も音波探査や、ボーリング調査などで立川断層の場所や過去の活動について調べてい くという。

 <立川断層> 東京都青梅市から府中市まで延びる長さ約20キロの活断層。埼玉県飯能市の名栗断層とともに全長約33キロの立川断層帯を形づく り、マグニチュード(M)7・4程度の地震を起こす可能性があるとされる。政府の地震調査委員会では同断層帯で今後30年間に地震が起こる確率を0・ 5~2%と推定している。

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