「北の山・じろう」時事問題などの日記

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ふるさと:原発事故24カ月 孫と見上げる星空 「後ろを向くな」夫の遺言かみしめ<毎日新聞>

毎日新聞
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ふるさと:原発事故24カ月 孫と見上げる星空 「後ろを向くな」夫の遺言かみしめ
毎日新聞 2013年03月25日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130325ddm041040114000c.html
▼全文転載


 「東日本大震災2年のテレビや新聞を見て、『いまだに帰ることが許されない人もいるんだから』と思い、忍び耐えています。東北人はがまん強いから」

 

 東京電力福島第1原発事故で、福島県広野町の自宅を追われた鈴木恵子さん(65)は、この2年の避難生活の間に義母の妙さん(享年90)、夫の忠昭さん(享年68)を亡くした。今は、福島市の借り上げ仮設住宅に一人で暮らしている。

 

 妙さんは震災関連死だった。原発事故前は毎日ゲートボールに出かけるほど元気だったが、全町民への避難指示が出され、ふるさとを離れると、急に体調が悪化した。医師は「入院が必要」と診断したものの、医療スタッフ不足は深刻で入院可能な病院は見つからなかった。1カ月後にようやく入院できたが、2週間後の11年4月26日に帰らぬ人に。診断は「避難のショック」だった。

 

 津波や建物崩壊といった直接の被害ではなく、震災の影響で体調を崩すなどして亡くなった震災関連死は、原発事故で広域避難を強いられた福島県が1121人と、被災自治体の中で最も多い。

 

 

  地震で代々の墓地は崩れ、寺も津波で流されたため、妙さんの葬式を出せず、納骨もできなかった。そのストレスか らか忠昭さんの頭髪は真っ白に。「疲れるなあ」。そう訴えることが増えた11年10月、忠昭さんに末期の肺がんが見つかった。12年11月、母を追うよう に亡くなった。

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