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東日本大震災:福島第1原発事故 「想定外への対策不備」 原子力学会の事故調が中間報告<毎日新聞>

毎日新聞
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東日本大震災:福島第1原発事故 「想定外への対策不備」 原子力学会の事故調が中間報告
毎日新聞 2013年03月27日 東京夕刊
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130327dde007040032000c.html
▼全文転載


                    

 東京電力福島第1原発事故を調べている日本原子力学会の事故調査委員会は27日、「想定以上の津波や過酷事故対策の不備などが事故の主要因」とする中間報告を公表した。年内に最終報告書をまとめる。

                         

 学会事故調は昨年6月に発足。約50人の専門家が、公表されたデータを基に事故の原因や進展、東電の現場対応や政府の避難指示などを検証してきた。

                         

 中間報告では、原子炉の計測データなどから考えられる事故の主要因は(1)想定を超える津波で原子炉の 冷却機能が失われた(2)想定を超えた津波の重大なリスクを関係者が知らなかった(3)過酷事故への取り組みが不十分だった--の3点を挙げるにとどめ、 詳細な分析は先送りした。

                         

 地震の揺れによる被害については「安全機能に深刻な影響を与える損傷はないと推定される」との見解を示した。この点をめぐっては、国会の事故調査委員会が揺れによる重要機器損傷の可能性を指摘したのに対し、政府や東電の事故調査委員会はこれを否定、見解が分かれている。

                         

 また、多段階で事故を防ぐ「深層防護」の考え方が徹底されず、政府の避難指示などが後手に回るなど、過 酷事故への備えができていなかった点を「国際標準から遅れていた」と指摘。学会の歴代幹部へのアンケートに寄せられた「安全神話に対して伝統的に批判的感 度が鈍かった」などの意見を紹介し、最終報告書に学会としての反省を盛り込むことを表明した。【西川拓】

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