「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「福島第一 漏出汚染水」問題関連記事<東京新聞 TOKYO WEB>

東京新聞 TOKYO WEB
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福島第一 漏出汚染水120トン 「収束」後、最悪
2013年4月6日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013040602000236.html
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 東京電力福島第一原発の地下貯水池から、高濃度汚染水を処理した後の水が漏れ出した問題で、東電は六日、漏れた量は推定百二十トンと明らかにし た。周辺の地盤に流出した可能性が極めて高い。汚染水の漏出量は二〇一一年十二月に政府が「事故収束」を宣言して以来最大の規模となった。 

 地下の貯水池は、上空に送電線があって地上タンクを造りにくい土地を有効利用するために考案され、地下に深さ数メートルの穴を掘り、三重の遮水シートを施工する方式。

 福島第一には大小七つの貯水池が造られ、容量は計五万八千トン。うち三つの貯水池には既に計二万七千トンの処理水が入っている。処理水は、放射性セシウムの大半が除去されているが、ストロンチウムなどは残っている。

 水漏れが確認されたのは、三つのうちの一つで、入れられている水量は一万三千トン。

 三日にシート外側の状況を確認した際、未検出だった放射性物質が検出されたため調べたところ、五日になって一番外側のシートの内側で採取した水か ら、一立方センチメートル当たり約六〇〇〇ベクレルの放射性物質を確認。塩分濃度も高かったことから、塩分を含む処理水が内側二層の遮水シートを越えて漏 出していることが分かった。三層目の外の地盤でも、同二〇~三〇ベクレルの放射性物質が検出されている。

 漏れが確定的となり、東電は六日朝、隣接する未使用の貯水池に、一万三千トンの処理水を移す作業を始めた。移送完了には五日以上かかる見通し。

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対策 切り札もダメ 増え続ける汚染水
2013年4月6日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013040602000235.html?ref=rank
▼全文転載

 いまだ事故収束が遠い東京電力福島第一原発で、新たな難題が持ち上がった。溶け落ちた核燃料を冷やすため、日々増え続ける高濃度汚染水。タンクを 増設し、放射性セシウムを除去してため、またタンクの増設…。増設用地が足りない現状を打開するため編み出された地下の貯水池だったが、水漏れが確認さ れ、東電は難しい対応を迫られる。 (山川剛史、清水祐樹)

 「(すでに)シートの一層目、二層目の遮水効果はないと判断している。一番外側のシートで漏えいはある程度抑えられているが…」

 六日未明、急きょ記者会見した東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理の説明は弱々しかった。

 事故収束に向けての最大のネックは汚染水の存在。二年前の事故発生当時に比べれば、過熱し格納容器にまで溶け落ちた核燃料はかなり冷えた。

 その半面、炉心を冷やし、汚染された水の行方が問題となる。除染しても半分ほどしか再利用できず、残りは比較的低濃度とはいっても汚染水で、タンクにためるしか手がない。

 既に敷地内には千基近いタンクが造られ、二十七万トンを超える処理水がたまる。地下貯水池は、上空に送電線があってクレーンが使えず、通常のタンクは無理な場所でも、掘って遮水シートを施工すれば完成。用地不足を大幅に改善する非常に有効な手段となるはずだった。

 だが、水漏れは避けられなかった。東電は漏れた貯水池から、隣にある空の池に処理水を移し始めたが、あくまで応急的な処置。もし別の池でも漏れが 見つかれば、既に池に入った二万七千トンの行き場が大問題になる。ただでさえ地上のタンクは、次々と発生する処理水に間に合わせるので手いっぱいだ。

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★関連記事
日本経済新聞 
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福島原発の汚染水、移送急ぐ 東電がポンプ増設
2013/4/6 20:43
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG06034_W3A400C1CZ8000/





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