「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

家(戸建て・分譲マンション)の購入について

★これは、あくまで私個人の考えです。何らかの学者の見解や学術的根拠によるものでは、ありません。この点を、ご承知おきの上でお読みください。

★ 現在、安部政権が行っている金融緩和政策の「良い??」影響のために株高と不動産への資金の流入があるようです。不動産価格は、強含みであるような記事を 最近見かけます。法人が投資として不動産を購入するのと、個人が持ち家として不動産を購入するのは、性質が全く異なります。法人の場合は、資産の一部とし てまた家賃収入を目的として不動産に投資します。

★個人の場合は、自分が居住するために購入する場合が、多いと思います。家を購入することは、その人にとっては大きな決断が必要です。普通、新築であれば30年くらいのローンを借り入れて購入するケースが多いと思います。

★と、言うことは???
30年は、家が無事でなければ、非常に困った事態が発生することになります。
日本の住宅ローンは、住宅を手放しても、ローンの残債が残るケースが、かなりあります。
これが、アメリカとは違うところです。アメリカでは、住宅を手放せば、ローンの借り手は返済の義務もなくなるそうです。だから、アメリカは個人を巻き込んだ不動産バブルを発生させることが出来ました。そして、その損失は金融機関が主に、こうむることになったのです。

★この点を、考えると不動産を購入することには、かなりのリスクが伴うことが分かります。
21世紀は、明らかに地球の活動期に入っていると思われます。それは、世界各地で発生している大規模地震と火山の噴火などに傾向を見ることができます。

★いつ、富士山の火山活動が活発化したり、あるいは大規模地震が発生してもおかしくない状況にあります。これだけでも、不動産を個人用の住宅として購入するのには、大きなリスクがあります。

★更に、東日本にあっては、原発事故が今後、どのようになるのか???
放射能汚染の悪影響が、どのように現れてくるのか??(予測はできますが)
不明です。これも、将来の不動産価格に場合によっては、大きく影響します。

★特に分譲マンションにあっては、建物が壊れたり放射能に汚染されたりすれば資産価格は大きく減少するでしょう。つまり、売ろうと思うと価格が下落している。あるいは、価格がなくなってしまうという、リスクが存在します。

★ 更に、現在「金 Gold」のバブルがはじけて、金価格が暴落しています。これは、経済的混乱の前兆であるケースが、多いとの事です。日本の株式市場を見 ていると、世界の株式市場と逆行する値動きとなっています。日本株の保有比率を、海外の中長期の投資家が増やすために日本の株式市場に、資金が流入してい るからです。もう一つは、金融緩和により「金余り現象」が生じ、それが不動産や株式市場に流入していると思われます。海外のマーケットを見ると、かなり調 整含みの値動きとなっています。

★このように、日本の地理的状況(大規模災害の多発)と言う点からも、金融市場の動向からも、不動産を個人が住宅として購入するのには、かなりのリスクが存在すると考えます。

★もし、私ならどうするか???
まず、不動産は絶対に買いません。
お金を、現金かマーケットが暴落した時に、一部株式を購入します。
投資先を考えて、FXを利用して「レバレッジを1~3倍くらい」にして外貨を保有します。
現在、「金 Gold」は暴落中ですが、少しづつここにも資金を振り向けます。
※これには、ドルコスト平均法を活用します。

★南米で、ハイパーインフレが過去に発生し、南米の多くの人が資産を失ったそうです。
この時、資産を守る事との出来た人には共通点があるそうです。
①資産を外貨で保有していた。
②資産を、「金や銅、原油」と言う意味での商品として保有していた。

★こんなところにも、今後のヒントがあるように思います。
金融緩和は、「日本の通貨・円」の価値を減らすものです。
そして、万が一失敗するなら、ハイパーインフレと日本国債の暴落と言う事態を招く恐れがあります。現金と言えども、安全ではありません。現金の多くが日本国債に投資されているからです。「たんす預金」など、何の意味もありません。

★個人レベルでの居住用不動産購入については、私は「あくまで個人的」に以上のように考えています。一生の大きな買い物です。ごくごく、慎重に考えるのが望ましいと思います。