「北の山・じろう」時事問題などの日記

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金正男氏を担いで“傀儡政権”樹立 中国「正恩体制」崩壊後のシナリオ <zakzak>

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金正男氏を担いで“傀儡政権”樹立 中国「正恩体制」崩壊後のシナリオ (1/2ページ)
2013.04.17
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130417/frn1304171821009-n1.htm
▼全文転載

 

北朝鮮崩壊後の新首領として急浮上してきた金正男氏。いま、どこで何を思うのか【拡大】

 

 新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」(推定射程2500~4000キロ)の発射をチラつかせ、恫喝姿勢を緩めない北朝鮮。暴走を止めようとしない金正恩 第1書記は、破滅への道を望んで進んでいるかのようにも見える。すでに近隣諸国、特に習近平体制下の中国では崩壊後を想定し、「傀儡政権樹立のシナリオを 描き出した」(専門家)とも伝わる。そのカギを握るのはロイヤルファミリーの1人で北の暗殺リストに載るとされるあの男だ。

 ミサイル発射のボタンに手を掛け、西側諸国から有利な条件を脅し取ろうとする。国際社会の暴力国家、北朝鮮の威嚇が止まらない。

  16日には北の朝鮮人民軍最高司令部が、韓国に対する「軍事的示威行動」の即時開始を宣言するとともに、韓国政府が北との対話を望むなら「敵対行為を謝罪 し、全面中止する意思表示をするべきだ」と韓国を再び挑発。緊張緩和に向け、北に対話を提案した韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権にミサイル発射など軍事挑 発の可能性を重ねて示し、揺さぶってみせた。

 25日には朝鮮人民軍創設記念日「建軍節」が控え、いつ金正恩第1書記が暴発するやも知れず、朝鮮半島をめぐる息苦しさはいまも続いている。

 そんななか、西側諸国は、ミサイルの発射台とは別の部分に目を向け始めた。特に中国が「北朝鮮崩壊後のシナリオを描き始めている」(外交筋)というのだ。

  「正恩氏による新体制が発足してから北は危機的な状態が続いている。深刻化する貧困に加え、ミサイルと核への傾斜を深める過度の先軍政治によって、後ろ盾 だった中国との関係も悪化した。トップ就任から1年が経っても一向に成果を上げられない正恩氏に対する不満も朝鮮人民軍の一部にくすぶり、政権が崩れ去る 不安要素が大きい」(同)

 独裁政権の終焉は、東アジアの平和維持へとつながる。ただ、「現体制が倒れれば、大量の難民が国境を接する韓国や中国にどっと押し寄せる。政情不安や不測の事態が起きるなど混乱は否めない」(同)と、近隣諸国にとっては「痛し痒し」の側面もある。

 そこで、動向が注視されているのが正恩氏の兄、正男氏だ。

 

 韓国国防省で北朝鮮情勢の分析を担当した拓殖大国際開発研究所の研究員である高永●(=吉を2つヨコに並べる)(コウ・ヨンチョル)氏は「中国が正男氏を正恩氏に代わる後継者として担ぎ出す。正男氏を中心とした傀儡政権の樹立に向けて動く可能性がある」とみている。

  正男氏といえば、北を「滅びゆく国」と発言し、政権の世襲を批判するなどロイヤルファミリーの一員でありながら、北では「現体制に反発する不満分子の1 人」として暗殺リストに載るとされる存在だ。その一方で、中国との太いパイプを堅持。強力な後ろ盾を背景に復権に向けて始動する可能性がある。

  「中国にとっては操りやすいのも魅力だ。正男氏はマカオに長く滞在し、正恩氏に政権が移ってからは北京郊外で中国政府の庇護下で生活していたとの話もあ る。それだけ中国が正男氏の面倒を見ていたのは、朝鮮半島での有事を見越しての対応だ。覇権奪取の切り札にするつもりだろう」(高氏)

 金正日総書記の命を受け、「スイスの金融機関などに作った秘密口座の管理をしていた」(韓国国防省関係者)という正男氏。

 英、仏、露、中国語など複数の言語を駆使し、株式の運用のほかマカオではカジノ経営も手がけた。「いまだに潤沢な資金を抱えていると考えられる。自ら築いた豊富な外交ルートや財力を駆使し、正恩氏亡き後の母国での台頭を画策しているのでは」(同)との見方も浮上する。

 北の将来を占うそのキーマンは、ここにきて「中国・上海に滞在している」「韓国に亡命した」(ともに外交筋)と一気に情報が錯綜しだした。

 これが何を意味するのか。カギを握る男の動向に注目が集まっている。

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