「北の山・じろう」時事問題などの日記

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わざと停電させた関電社員にも「三分の理」 <日刊ゲンダイ>

日刊ゲンダイ
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わざと停電させた関電社員にも「三分の理」
2013年6月20日
http://gendai.net/articles/view/syakai/143034

▼全文転載

 

現場に我慢強いる役員たち

 

 おバカな社員がいたもんだ。仕事に不満がある腹いせに、わざと停電を起こした関西電力難波営業所の男性社員(37)が18日、偽計業務妨害で書類送検された。

 男は配電設備の点検を担当しており、先月31日夜9~10時ごろ、大阪市浪速区天王寺区の配電設備をいじくって、一般家庭など約130軒で、最大約1時間半の停電を起こした疑い。

 消防士の放火みたいに職業倫理もへったくれもない話なのだが、男の供述は、少しだけ身につまされる。

〈仕事が忙しすぎて、不満を持っていた。事故が起きれば、人員を増やしてもらえると思った〉

 盗人にも三分の理。人手不足で仕事量が倍増なんてサラリーマンには他人事じゃないだろうが、そもそも関電はそんなに激務なのか。もしや“ブラック企業”なのか。

 関電に問い合わせたら「当局の捜査に委ねているので……」(広報担当者)と、案の定“ノーコメント”だったが、ある関電事情通がこっそり耳打ちしてくれた。

「新規採用を抑え、早期退職を募ったりして、関電は1999年から4000人ほど人員を削減。さらに今年から3年かけて500人減らす計画です。そのしわ 寄せを受けているのは人員を補充してもらえない現場の社員で、現業部門のシフトは7月から3交代制が2交代制になることに決まっている。〈忙しすぎる〉と いう供述はウソでもなくて、仕事量が増えているのに長時間労働を強いられるわけですから、現場はかなり不満がたまっていますよ」

 とはいえ、関電は赤字企業だ。先月1日に電気料金も値上げしたばかりなんだから、社員一同、多少の不満は我慢してもらわないと困る……はずだが、ちょっ と待て。関電が昨年度に支払った役員報酬(取締役19人分)の総額は約7億円。1人平均3684万円。前年度比約9%減とか、報酬削減は2年連続とか言っ とるけど、役員連中は全然我慢しとらんやんけ!! そういえば、今年1月には、元社長らただの顧問14人に対し、1人平均約1000万円の報酬を支払って いることも発覚している。現場にババを引かせる前に、まずは役員連中が腹を切ったらどないでっか。
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