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東京都杉並区健康管理士会
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放射能に負けるな!みらいの食育くらぶ「被曝を減らす3つの心得」
東京都杉並区健康管理士会からの緊急提言!
★☆★☆★ 放射能に負けるな! ★☆★☆★
~みらいの食育くらぶ~被曝を減らす3つの心得!
一、放射能対策は、花粉・黄砂対策で!
二、食材は、より放射能リスクの少ないモノを選ぶ!
三、ヨウ素・カリウム・カルシウムの足りた栄養バランス食!
東京都杉並区健康管理士会
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----- 解 説 -----
放射性物質は、たとえ基準値以下の弱い放射能であっても安全とは言い切れず、最大の憂慮は、呼吸や飲食(経口、吸入摂取)によって、徐々に放射性物質を体内に蓄積して内部被曝し、何年、何十年後にガンや白血病などの疾病になってしまうことです。
当会では、この内部被曝による晩発性の健康障害リスクを少しでも低減すべく、様々な先生や先輩諸兄の皆様の意見を参考にした結果、以下の3つの心得を提言します。
ポイントは「放射性物質を体内に入れないこと」。
放射性物質は恐れず侮らず、「食生活・生活習慣の改善」で将来にわたって内部被曝リスクを抑え続け、健康な人生をお過ごしください。
一、放射能対策は、花粉・黄砂対策で!
放射性物質は、空気中のダスト等に付着するなど小さな粒として、花粉や黄砂と同じように空気中や地面に拡散してます。この放射性下降物を呼吸で口内に入るのを低減させるには、花粉や黄砂の対策が有効になります。
具体的には、風が強い日や空気が乾燥している時のマスク着用、帰宅時の手洗い&うがい、シャワー、鼻呼吸、室内清掃、洗濯物の屋内干しなどです。内部フィルター型の空気清浄器もある程度有効です。
二、食材は、より放射能リスクの低いモノを選ぶ!
放射線が基準値より低い食材にも放射性物質は存在し、たとえ、それぞれ個別に基準値以下であっても、油断すると外部被爆や呼吸・飲食などによる内部被曝を合わせた「総合計」が危険値になってしまいます。
このため内部被曝を少しでも低減する努力が重要で、飲食で放射性物質を出来る限り体内に入らないよう、食材(農産物・海産物)の放射線量や産地を確認し て、より被曝リスクの低い食材を選ぶマクシミン原理の「選食」が大切です。この選食が、飲食による放射性物質の体内蓄積量を抑え、内部被曝による晩発性の 健康障害リスクを軽減させます。
また、野菜等は流水で表面に付着している放射性下降物を徹底洗浄し、ご飯は、無洗米にペットボトルのミネラル ウォーターで炊くのもオススメです。飲料水はペットボトルがオススメですが、活性炭フィルター式の浄水器も、放射性物質の「削除」は出来ませんが「削減」 しますので、ある程度は有効です。(怪しい高価な浄水器には要注意!)
三、ヨウ素・カリウム・カルシウムの足りた栄養バランス食!
放射性物質であるセシウムはカリウムと、ストロンチウムはカルシウムと化学的性質が似てます。このため動植物は、カリウムやカルシウムと誤って、セシウムやストロンチウムを体内に吸収する危険性があります。
そこでヨウ素剤で放射性ヨウ素の吸収を低減させる「ヨードブロック」同様に、常日頃の食事でカリウムとカルシウムの栄養素が足りてたら、誤ってセシウムとストロンチウムを摂取しても消化器官から吸収されにくくなる可能性があります。
これは医学的、栄養学的に効果が立証された方法ではありませんが、消化器官は、既に足りている栄養素の吸収を抑制する可能性が否めないからです。
どれだけ効果的か不明ですが、プラセボ効果程度としてもリスクのない健康増進の食生活の心掛けなので、最善を想定して効果が最大値となるマクシマックス原理の意思決定から、当会は推奨したいと思います。
ただし、栄養バランスある食事での摂取でなく、偏食や健康食品等によるヨウ素・カリウム・カルシウムの過剰摂取は、効果がないばかりか逆に健康障害を引き起こす危険があるため要注意です。(放射性物質のデトックス効果など怪しい健康食品にも注意!)
<注意>
この提言は皆様のアドバイス・指導を反映させて、随時、加筆・修正してゆく予定です。
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「敵は、地面や空気中、食べ物・飲み物に存在する放射線を発する粒子。
彼を知り己を知れば百戦して殆うからず!」
東京都杉並区健康管理士会
代表 小池研身
海野 2011年06月16日(木)13時57分 編集・削除
心得の「カルシウム摂取によるストロンチウムの吸収ブロック」が効果的であることが書かれている医師のブログを見つけました。
http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2011-04-07
ドイツの国際医療重金属学会もカルシウムを多く摂取していればストロンチウムの吸収を低減できる旨を述べてるみたいです!
杉健の心得通り、基準値以下でも安心せず、出来る限り放射能の少ない食材を選ぶ「選食」と、ヨウ素・カリウム・カルシウムの足りた食事が大切でした。
あと注意しなければいけないのは魚介類。食物連鎖でストロンチウムが小魚などに濃縮されている危険性があります。