高齢者は放射能(放射線被曝)の影響を(ほとんど)受けないと言う話は、本当なのか?
(1)放射線被曝が、遺伝子に損傷を与える(遺伝子レベルの話)
この意味では、学説もあり本当なのだろうと思います。
(2)現実の健康面
この意味では、違うと思います。
(1)と(2)をごちゃまぜにして考えている部分があると思います。
(3)放射能(放射線被曝)の人体への悪影響に、「体力の低下や免疫力の低下」があります。この部分を、実際の病気に当てはめるなら、病気にかかりやすくなり、重症化しやすくなり、更には放射線被曝による「体力の低下や免疫力の低下」がなければ、回復したものが、回復せず死亡に至るケースは、すでに増えていると思います。
既に感染症の大流行が見られます。国民全体の免疫力が低下している可能性が疑われます。
高齢者は、元々年齢とともに体力が低下するのが一般的ですし、免疫力も低下するのも一般的です。それが、更に(放射線被曝で)増幅されるのですから高齢者では、実際の健康面から考える限り、放射能(放射線被曝)の健康への悪影響を、多く受けるであろうと言う推測が出来ます。むしろ、一番多く受けると言うべきかもしれません。
「遺伝子の損傷のレベルの学説」と、「実際の健康への悪影響」は、話の内容が、全然!!違うと言う事を、考えておくべきだと思います。