「北の山・じろう」時事問題などの日記

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北京で死者も…中国覆う大気汚染が悪化〜ほか<MSN産経ニュース>

★ひどいとは聞いていましたが、中国の大気汚染は、日本人には想像できない部分があります。中国政府が、原発の大増設計画を立てている大きな理由の一つです。

MSN産経ニュース
トップ>http://sankei.jp.msn.com/top.htm
北京で死者も…中国覆う大気汚染が悪化
2013.1.14 19:58 (1/2ページ)[環境・エコ]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130114/chn13011420030005-n1.htm
▼全文引用

写真
北京・天安門広場のマスク姿の女性=13日、AP
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/130114/chn13011420030005-p1.htm
北京市中心部のビジネス街のビルもかすんでいた=14日、ロイター
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/130114/chn13011420030005-p2.htm

 【北京=川越一】北京を含む中国各地で11日ごろから大気汚染が悪化し、当局が市民に外出を控えるよう“警報”を出す事態になっている。場所によっては200メートル先も茶色にかすむほどで、北京では死者も出た。今後数日間は続くとみられ、市民は不安を募らせている。

 国営新華社通信などによると、北京などでは晴天が続いて放射冷却現象が起き、地表近くの高湿度の空気が飽和状態となった。風も止まって濃霧が発生。空気中に汚染物質が滞留し大気汚染が悪化した。

 車の排ガスなどに含まれ、肺がんなどを引き起こすとされる直径2・5マイクロメートル以下の超微粒子物質「PM2・5」の濃度が国際基準の3倍近くまで上昇。6段階ある国内の基準でも最悪の水準に達した。

  専門家は「新しい現象ではない」と冷静を装うが、北京大学と環境保護団体グリーンピースの調査によると、北京、上海、広州、西安の4都市では昨年、 PM2・5が原因で約8600人が死亡している。今回も各地の病院で呼吸器の不調を訴える患者が急増。北京ではぜんそくの持病を持つ60代の女性が外出 後、発作を起こし急死した。

 また、各地で高速道路が封鎖され、空の便でも欠航や遅延といった影響が出ている。同大などの調査では昨年、PM2・5がもたらした経済的損失は10億ドル(約890億円)に上る。

 北京や天津、河北省で深刻な大気汚染は沿海部や内陸部にも拡大する気配だ。専門家はシロキクラゲのスープや梨などの果物を摂取するよう指導。自衛策として「酢に氷砂糖を溶かした飲料が予防に効く」との流言も広まっている。

 中国のインターネット上には深刻な状況を憂う声が次々に寄せられ、旧日本軍が中国に遺棄したとされる化学兵器とからめて「まるで鬼子(日本)が毒ガス弾を放ったようだ」という投稿者もいた。

 中国外務省の洪磊報道官は14日の定例記者会見で、「中国政府は環境保護を重視しており、積極的にさらなる大気汚染防止策を展開していく」と述べたが、国際的な汚染基準の採用を求める声が国内外から高まりそうだ。


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MSN産経ニュース
大気汚染で屋外活動中止 最大級の上海日本人学校 「重度汚染」と警告
2013.1.16 14:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130116/chn13011614320008-n1.htm
▼全文引用

大気汚染で日中でも見通しが悪い北京市内の道路=12日(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/130116/chn13011614320008-p1.htm

 中国上海市にある2つの日本人学校は16日、大気汚染がひどいため、屋外活動を中止した。両校の在籍者数は昨年春時点で計3千人を超え、日本人学校では世界最大級。中国では各地で深刻な大気汚染が問題化しており、日本人の生活にも影響が及んだ形だ。

 両校はいずれも屋外での体育の授業を取りやめたほか、休み時間も外に出ないよう指導した。学校側は「汚染がひどいため、異例の措置を取った」としている。

 上海は同日、朝から汚染物質を含んだ霧が立ち込め、上海市環境保護局もホームページで「重度汚染」との警告を公表。子供や病人は外出しないよう呼び掛けた。(共同)


中国、一部企業の操業停止 大気汚染、メディアも批判
2013.1.16 07:03 [中国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130116/chn13011607030003-n1.htm
▼全文引用

 中国各地で大気汚染が深刻化している問題で、北京市は一部企業の操業を停止させるなど異例の対策を取った。15日付の中国紙、中国青年報は「国内 総生産(GDP)の高成長により、いびつな発展を招いたことを反省すべきだ」と指摘、メディアからも政府を批判する声が出ている。

 中国各紙によると、14日、全国67都市が汚染された霧に覆われた。北京市は58の企業の操業を止め、41の企業については汚染物質の流出を30%削減するよう指示。公務車両の稼働も30%減らした。

 病院ではぜんそくや気管支炎を発症した赤ちゃんを抱えた母親らが殺到。多くの薬店では、汚染の主原因とみられる車の排ガスなどに含まれる直径2・5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2・5」に対応するマスクの棚が空になった。(共同)

大気汚染は急速に発展する中国の大問題となっている=14日、中国中部の安徽省淮北市(AP)
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/130114/chn13011421420008-p1.htm

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