「北の山・じろう」時事問題などの日記

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放射性セシウム濃度 ワンコインで土の測定<東京新聞 TOKYO WEB>

東京新聞 TOKYO WEB
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放射性セシウム濃度 ワンコインで土の測定
2013年1月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130119/CK2013011902000111.html?ref=rank
▼全文引用

 食品などに含まれる放射性セシウムの濃度を調べている秩父市の市民団体「みんなの測定所in秩父」が、民家の雨どいの下などの土の濃度測定を五百 円で請け負う活動を行っている。これまでの調査では雨どい下の土からより高濃度のセシウムが検出されており、市民団体では、セシウムの拡散実態をまとめた 地図の作製も目指している。(羽物一隆)

 市民団体は昨年七月、秩父市黒谷に測定所を開設。住民らが持ち込むなどした食品を主な対象にセシウム濃度を調べてきた。測定費用は一検体につき三千〜四千円が一般的だが、この団体は機器購入を寄付金でまかなったため、千円で請け負っている。

 一方、民家の庭や畑などの土が持ち込まれることも多く、昨年には、県内で採取された土のセシウム濃度が一キログラム当たり一万ベクレルを超える例もあった。このため市民団体では土限定で測定費を「ワンコイン」に引き下げ、データを増やして実態把握を進めることにした。

 測定所運営者で、県立小鹿野高校教諭の関根一昭さんは「雨で大気中から落ちたセシウムは粘土質の土に付着しやすい。こうした土がくぼみに繰り返し 流れ込み、濃度が高くなる。たまった土の量が少ない場合は空間放射線量が上がらないため、公的な除染対象にならないことが多い」と指摘する。

 県によると、雨どいなどの土のセシウム濃度に関する除染基準はない。高校や公園などの県有施設については、局地的な空間放射線量が毎時一マイクロシーベルトを超えた場合に除染しており、これまでに県内十一施設で作業をしている。

 関根さんは「実態調査を進め、データを基に自治体に対応を求めていきたい」と話し、「土が飛散したり、子どもが誤って口に入れるのを防ぐため、回収して人が近づかない場所に保管してほしい」と呼び掛けている。

 測定は毎週木曜−土曜日に行っている。問い合わせは、測定所管理者代表の立野秀夫さん=電070(5073)0046=へ。

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