「北の山・じろう」時事問題などの日記

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暴力団関与「見抜けない」…除染違法派遣<読売新聞>

読売新聞
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暴力団関与「見抜けない」…除染違法派遣
(2013年2月3日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20130202-OYT8T01074.htm
▼全文引用


 東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業に暴力団組長が作業員を違法派遣したとされる事件で、作業員の派遣を受けた南陽市の土木建設会社の男性幹 部が読売新聞の取材に応じ、「相手が暴力団組長であることは警察に言われて知った。現場で暴力団関係者かどうかを見抜く方法はない」と訴えた。

 同社に昨年11月、国の許可を得ずに作業員3人を派遣したとして、労働者派遣法違反容疑(無許可派遣)で指定暴力団住吉会系組長の荒井好憲被告(40)(東根市、別の労働者派遣法違反で起訴)が、県警に再逮捕・送検された。

 きっかけは、その年の秋の1本の電話。荒井被告側から「除染の作業員は必要ないか」と持ちかけられた男性幹部は、「放射線に対する『怖い』『危ない』というイメージから、作業員が集まりにくい。荒井被告と面識はなかったが、ありがたく話を受けた」という。

 捜査関係者によると、荒井被告は調べに「同社の関係者と十数年前に1度だけ会ったことがあった。連絡して作業員の派遣を打診した」と供述している。ただ、それまでに同社と取引などの関係は一切なかった。

 派遣の契約書には、暴力団関係者の関与が分かった場合、契約を解除できることが明記されていた。だが、契約時に荒井被告が暴力団組長であることは 分からず、派遣を受けた作業員についても、「履歴書に『暴力団関係者』と書く人はいない。ウソを書かれても、確認できず、信じるしかない」と男性幹部は語 る。

 同社は、末端の3次下請け業者。男性幹部は「元請け業者の言う通りに工期を厳守しなければならない。作業員が不足することだけは避けたいが、今回の事件で、なり手がさらに減ることが懸念される」と嘆いた。
(2013年2月3日 読売新聞)

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