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殺人ダニ、どこにでもいる恐怖 有効な治療法なし 散歩の犬に取り付くことも<zakzak>

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殺人ダニ、どこにでもいる恐怖 有効な治療法なし 散歩の犬に取り付くことも 
2013.02.15
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130215/dms1302151534018-n1.htm
▼全文転載

致死性の高いウイルスを媒介するフタトゲチマダニ(国立感染症研究所提供)【拡大】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20130215/dms1302151534018-p1.htm

 ダニに潜む「死のウイルス」の脅威が広がっている。「噛まれて感染すれば致死率10〜30%」というSFTSウイルスによる感染症で、山口県などですで に3人の死者を出した。ウイルスを媒介するマダニは日本全国に分布し、感染症に対する有効なワクチンや治療法が現在のところないのも恐怖心を募らせてい る。

 厚生労働省などによると、昨年秋に死亡した山口県の成人女性が、1月になって死因がSFTSだったことが判明。同じく昨年秋に亡く なった愛媛県と宮崎県の成人男性も今月になってSFTSと死因が確認された。成人女性は発熱や嘔吐、血小板の減少などで発症後約1週間で死亡。成人男性2 人は発熱や下痢などの症状を訴えて入院し、10日から16日後に亡くなったという。

 SFTSとは、重症熱性血小板減少症候群と呼ばれる新種の感染症で、2011年に中国で初めて確認された。

 厚労省関係者は「アフリカや東欧、中近東、アジアにまで患者が広がる『クリミア・コンゴ出血熱』と同種の感染症で、初期は発熱やせき、おう吐や下痢などかぜのような症状が現れる。重症化すると血小板の減少の影響で出血が止まらなくなる」と説明する。

 SFTSウイルスの宿主となったダニに噛まれ、感染すると潜伏期間の6日〜2週間を経て先のような症状が出る可能性がある。初確認された中国ではすでに死者が数百人にのぼり、これまでの研究で致死率は10〜30%と言われる。

 「いまのところ日本国内での死者は3人だが、調査が進めば、もっと多くの感染例が出てくる可能性がある」と先の厚労省関係者は説明する。

  病原体の媒介能力を研究する福井大学の矢野泰弘助教(医動物学)によると、ウイルスを媒介するとされるのはフタトゲチマダニで日本全国に分布。成虫の大き さは3〜4ミリだが、血を吸うと1センチ規模になる。人里離れた山奥ではなく、野山や河川敷などに生息し、散歩中の犬に取り付いて自宅に持って帰ってしま うことも考えられるというから怖い。

 一般的なイエダニ(0・5〜1ミリ)は、このウイルスを媒介しないとされる。

 矢 野氏は「中国の研究機関の調査では、『(フタトゲチマダニの)個体の5%が病原体を保有する』との報告も出ている。今のところ、ダニがウイルスを媒介する ことが判明しているだけで、明確な発生源は不明。研究は始まったばかりで詳細がわかっていないのが現状だ」と説明する。

 国立感染症研究所などによると、日本の患者から検出されたSFTSウイルスの遺伝子配列は中国の感染症患者のものと異なっていたというが、「中国からウイルスが入ってきた可能性も排除できない」(矢野氏)。

 殺人ダニへの対策が急務だ。

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