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「夢」の核融合実験炉に税金投入は『もんじゅ』の二の舞か<税金と保険の情報サイト>

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「夢」の核融合実験炉に税金投入は『もんじゅ』の二の舞か
 2013年2月13日 21:00
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◎全文転載

実験に向け地元の合意を
福島第一原発事故が収束しない中、核融合実験を進めようとする動きがある。環境に優しく、従来の原子炉より安全というが、7日に岐阜県土岐市で行われたシンポジウムでは、トリチウムによる内部被ばくを心配する声などが上がった。

『暴走』はしない原子炉
一昨年事故を起こした福島第一原発など、既存の原子炉は核分裂反応により発電するもの。これに対し、核融合炉では、太陽の内部と同じく『核融合』を起こすことで、エネルギーを創り出す。

反応が連鎖的に起きる核分裂と違い、核融合では高温高圧など一定の条件が保たれなければすぐに停止してしまうため、『暴走』の危険は小さい。

理論的には無限のエネルギーが取り出せる、とされる。ただ発電に利用するまでには、まだクリアしなければならない問題が多く、可能性は未知数。もんじゅの例もあり、理論上可能なことが、運用など社会的な原因で実現できないこともありえる。

誘致したい自治体 「危険」の声も
国内でこの核融合炉の実現を目指し、実用化実験を行おうとしているのが、岐阜県土岐市にある核融合科学研究所(核融研)だ。県、土岐市、多治見市、瑞浪市などと協定を結び、早ければ3年以内に実験を行う予定。

7日には多治見市でシンポジウムが開催され、賛否両論が寄せられた。核融研側は安全性を強調するが、元名城大学教授の槌田敦氏は実験によって生じるトリチウムの危険性を指摘。核融研が「微量」とする漏出量についても、疑念を示した。

トリチウム三重水素とも呼ばれ、体細胞に取り込まれやすいことから、もっとも危険な内部被ばく物質ともいわれる。

核融合は高校生も 実用は困難
核融合による発電を実用化するには、2つの段階がある。核融合を引き起こすことと、そのエネルギーを日常的に運用することである。核融合については、実は比較的簡単で、米では一般の素人が実現した、との報道もある。

2007年に米ミシガン州の高校生がホームセンターなどで購入した資材を用いて、自宅で2億℃のプラズマ発生に成功。2010年にはニューヨークに住むフリーデザイナーがやはり「ebay」で調達した資材によりプラズマ発生に成功している。

た だ、核融合反応を発電に利用するには、数億度の熱や中性子に耐え続けるだけの施設を作る必要がある。この点はクリアされておらず、米テキサス大学オース ティン校、核融合研究所のリチャード・ヘイゼルタイン所長は、「核融合反応実現」だけに特化してきた研究は間違いでは、とコメントしている。

実験に失敗した高速増殖炉『もんじゅ』は、建設以来まったく実用発電を行っていないが、停止中の現在も1日当たり5500万円の血税を食いつぶしている。

外部リンク
核融合科学研究所
http://www.nifs.ac.jp/index-j.html

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