「北の山・じろう」時事問題などの日記

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トイレ談義<卓上四季<北海道新聞

北海道新聞
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卓上四季
トイレ談義
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◎全文転載

これは不真面目なようで、真面目な話である―。戦時中、南方戦線に投入された経験で知られる漫画家水木しげるさんは、 そう念を押して、<世の中にたまった糞(くそ)ほど始末に負えないものはないのだ>と力説する▼戦地ではドラム缶を埋めて部隊の便所をつくったことがある が、10人が使えばたった3日であふれた。その恐ろしさが身に染みているので、災害時の用便に対する世間の無関心が気になって仕方がない、と随筆「トイレ 談義」に書いている▼人体から出るモノの取り扱いも難儀ではあるが、原発が排せつする放射性廃棄物の処理・処分はずっと厄介だ。問題を放置したまま原発を 再稼働させれば、各原発サイトでの貯蔵は早晩あふれかえる▼道北・幌延の地下深くうがたれている坑道は、高レベル放射性廃棄物の処分法を探るためのものだ が、そこで基準値を超える濃度のメタンガスが漏れた。作業員が一時避難し、掘削工事も中断したという▼日本原子力研究開発機構は道と幌延町に連絡したそう だが、住民にはその事実が公表されなかった。立地段階から世論を大きく揺るがしたいわく付きの施設だ。起きたトラブルは、すみやかに道民に知らせるのが筋 ではないか▼安心か心配か、安全か危険かは、公開された情報を基に多角的に検証されてこそ意味を持つ。風通しの悪い詰まった情報のパイプも始末に負えな い。2013・2・16

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