「北の山・じろう」時事問題などの日記

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北のウラン鉱山労働者ら被曝か 脱北者証言、ネット紙報道<東京新聞>&ウラン鉱山の環境汚染

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北のウラン鉱山労働者ら被曝か 脱北者証言、ネット紙報道
2013年2月17日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013021702000100.html
◎全文転載

 【ソウル=辻渕智之】核実験を強行し国際的孤立が深まる北朝鮮で、ウラン鉱山の労働者や周辺住民に放射線被曝(ひばく)が広がっている可能性が出 てきた。韓国在住の脱北者らは、鉱山労働者は早死にしたり女性は不妊になるケースが多いと証言。北朝鮮は国内で原料調達が可能なウラン型の核爆弾の量産を 狙っているとされ、被曝問題の専門家は被害のさらなる拡大を懸念している。

 北朝鮮のウラン埋蔵量は二千万トン以上とされる。代表的な鉱山は、平壌からそれぞれ北東約五十キロ、南東約百キロの順川(スンチョン)(平安南 道)や平山(ピョンサン)(黄海北道)が知られる。十二日の核実験は、高濃縮ウランの核爆弾を使った可能性があり、韓国軍関係者は、埋蔵量の豊富な鉱山が あり、濃縮施設を地下に隠せるため、北朝鮮はウラン型核爆弾の開発量産を画策中だと警戒する。

 親類が鉱山関係者という脱北者は「女性も働き手で、採掘作業に従事するが、ウラン鉱山で働くと妊娠しないとか流産しやすいという話を聞いた」と明 かす。「男女とも咳(せき)がよく出て肺の病気や白血病、がんになりやすく、四十代で死ぬ人も多いと知られている」と語った。このため、ウラン鉱山の労働 者には食糧や油が他の住民より多く配給されるという。

 北朝鮮情報専門ネット紙・デイリーNKも十五日付の記事で、消息筋の話として労働者や周辺住民に健康被害が見られ、先天的な障害のある子どもが目立つと報道。当局は労働者らに「配給が多い分、良いと思え。別の仕事先に移ることは許さない」と伝えているという。

 インド東部ジャドゥゴダのウラン鉱山周辺で被曝問題を現地調査した森滝春子・核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表は、本紙の取材に「北朝鮮の健康被害はインドとよく似ている。被害が広がっている恐れは十分にある」と指摘。

 森滝さんによると、ウラン鉱山の被曝にはまず、採掘に携わる労働者の直接被曝がある。さらに製錬で出る鉱滓(こうさい)が野外で放置されると、発生した汚染水やちりなどから放射性物質を体内に取り込む内部被曝も起きる。

 このため森滝さんは「労働環境が悪く、ずさんな鉱滓の運搬や放置がなされ、十分な知識や警戒がなければ被害は大きくなりかねない」と警告する。
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