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東海第2原発:原電、ベント設置の概要判明 地上140メートルから放出 /茨城<毎日新聞

毎日新聞
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東海第2原発:原電、ベント設置の概要判明 地上140メートルから放出 /茨城
毎日新聞 2013年02月20日 地方版
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20130220ddlk08020186000c.html
▼全文転載

 東京電力福島第1原子力発電所事故を受けて原子力規制委員会がまとめた新たな安全基準を巡り、日本原子力発電が東海第2原発(東 海村)に設置を検討している原子炉格納容器のフィルター付きベント装置の概要が19日、明らかになった。現在の排気筒に沿わせる形で配管を敷設し、地上約 140メートルから事故で生じる蒸気などを放出する設計を検討している。同原発関係者が明らかにした。排気筒と同じ高さにすることで、被ばくを低減する狙 いという。原電は工期について「複数年度が必要」とし、設置完了までに長期間必要との見方を示した。

 フィルター付きベント装置は、原発内の圧力が上がり原子炉格納容器が爆発するのを防ぐのが目的で、事故で生じた蒸気やガスを排気するベント装置に放射性物質を減らすためのフィルターを付ける。東海第2原発の排気筒は原子炉建屋を換気した空気などを浄化後に外に放出する設備で、環境に影響が出ないよう大気中で拡散させるため高さ約140メートルで設計している。

 原電は福島第1原発事故以降、東海第2原発の 安全対策として、原子炉建屋の使用済み燃料などの搬出入口への水密扉(高さ約6・5メートル、横約5・5メートル、厚さ約80センチ)を設置するなど、電 源確保、注水冷却機能の確保、浸水防止対策を実施してきた。原電によると、敦賀原発1、2号機の安全対策も含め、これまでの安全対策費は約500億円。 フィルター付きベント装置設置でさらに費用がかさむことは避けられず、原電は費用について「未定」としている。【杣谷健太】

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