「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

何故、チェルノブイリの健康被害が隠されているのか???(再掲裁)

何故、チェルノブイリの健康被害が隠されているのか???(再掲裁)
2011-11-03 08:52:53
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11067144432.html


再掲裁になりますが、是非、この理由を、お知り頂きたいと思います。
そして、国際原子力産業利権(=核産業利権)が、ある事をお知り頂きたいと思います。
日本にも、当然『原発利権』があり、国際原子力産業利権(=核産業利権)の一部に組み込まれています。
そして、これまで原発関連事業に大きな(巨大な)影響力を行使してきました。原発ビジネスに正当性は無く
単に「力関係」だけで、原発政策が維持されて来たに過ぎないことを、お知り頂きたいのです。

日本の『マスコミ』が、何故??原発関連問題と放射能による健康被害問題について『事実』を報道しないのか???
原発利権に、コントロールされているからです。
したがって、上記問題について国民は、情報を知らされていないのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは、「何故なんだろう??」と今まで不思議でした。

チェルノブイリの健康被害が、「国際的に」隠されているから、インチキ医学者とか、インチキ評論家が「小児、児童の甲状腺ガン以外、健康被害は、報告されていません。」と、今も、「大嘘」をついています。

どうしてだと思いますか???

実際には、様々な健康被害が発生し、今も深刻な被害が続いています。

これを、「隠し」ているのは、IAEA国際原子力機関)です。
IAEAは、どのような機関か??

元々は、(今も)核拡散防止のために、核兵器保有国が中心となって作られた、原子力施設の「査察」のための機関です。
原発は、そこから生成される「プルトニウム」が核爆弾の原料となるため、重要な「査察」対象です。

ですもので、原発利用について言えば、「原発推進」の機関なのです。実は、国際原子力機関IAEA)の唯一の本当の目的は、原子力の開発推進です。
決して、原発縮小でも、廃絶のための機関では、ありません。

どうして、このような説明をしたかと申しますと、IAEAが、チェルノブイリの健康被害を握りつぶす理由を、知って欲しかったからです。

どうして、世界保健機構(WHO)のような他の国連機関が、IAEAの承認なしには原子力による健康被害に関心を持ち、原子力が原因で起きる健康被害についての情報を自由に公表することができない
のか???

<おおいに、疑問ですよネ!!!>

その理由(以下、ブログ、「フランスねこのNews Watching」から、引用)
こ れは、1959年5月28日にIAEAとWHOの間で締結された、想像を絶する内容の協定(WHA12-40)によっている。この協定は情報の自由を制限 していることから多くのNGOから批判を浴びており、複数のNGOが「WHOをIAEAから解放するよう」請願書を提出している。

福島で の事故で私たちが目撃したのは、WHOが原子力発電による大惨事に際してもこの協定によってその影響力を弱体化され、本来の責務を果たすことができないと いう事実である。WHOの存在理由は、少なくとも理論上は、一般の人々の健康について調査を行うことにあるにもかかわらず、である。
この協定の内容は、知っておく価値がある。WHA12-40協定の第3条にはこう書かれている。

「WHOとIAEAは互いが所有する特定の極秘文書について、相手機関がこれらを外部公開しないように措置を取ることを要求できる。」

沈黙を守らせるための方策である。しかし明らかにこれでも足りないらしく、第7条には更にこう書かれている。

「WHOとIAEAの両者は、それぞれが別々に統計データを収集しこれを発行する、といった無駄な二度手間作業を行わないこと。」(すなわち、WHOはIAEAから独立して独自の調査を行い、その結果の出版することを禁止されていることになる)

3. チェルノブイリの遺産

現 実には、チェルノブイリの被害は終わっていない。そして、今後何世代にもわたって、私たちはその影響に悩まされ続けなければならない。現在200万人の子 どもたちが放射能による被害で起きた病気への治療を必要としている。しかし(被害者の数は今後も増え続けることが見込まれることから)、2016年までは 最終的な放射能による重病患者の数を確定することができない。

「(チェルノブイリ原発事故による放射能汚染で重病に罹った子どもたちの数は)決して減ることは無く、増えるばかりだ。」

と国連で人道問題局の局長を務めていたマーティン・グリフィスは、1995年に開かれたWHOの会合の席で既にこうした予言を行っていた。

こ れらの被曝による被害者達は、白血病、脊柱や肺への癌、膀胱癌、腎臓癌、甲状腺癌、乳癌といった放射線による病に苦しめられている。また、被曝によって通 常より多くの人が亡くなっている。心臓や血管への疾患が発生するからだ。放射能に汚染されたある地域では、80%にものぼる子どもたちが心臓疾患、肝臓障 害、腎臓病、甲状腺疾患、抗体への異常を抱えている。また、母親の子宮の中にいるうちに被曝を受けて生まれてきた子どもたちの中には、脳の発達停止、白内 障、遺伝子の突然変異、先天性の奇形、神経系異常や水頭症などの疾患が発生している。

最も深刻な影響を被っているのは、今日、汚染地域に生活する子どもたちである。例えばチェルノブイリから30キロ以内に位置するイワコフ地区では、5600の子どもの中でチェルノブイリの放射能汚染による健康被害を受けていない子どもは40人しかいない。

<以上、引用>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下、コメント欄に続きます。(下へ ↓ )

<参考>
フランスねこのNews Watching
フランス語で発信される福島原発事故関連記事を読むBlog(ときどき更新)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/62-dba6.html

<本文からの続きです>

このような、事情を日本の医学関係者は、当然知っています。
そしてチェルノブイリの「健康被害の情報」が、IAEAに「握り潰され」表に出ないことを、知っているため、国民に平気で「大嘘」をついているのです。

医学関係者の中には、今回の事故を、被爆健康被害の「良い人体実験」のように考えている者さえ、いるように聞き及びます。

ですから、福島県に住んでも「安全」です。県外に出てはいけませ
ん。ここに住み続けるのです。
と言うような事を、長崎大学の教授が講演しているのは、そのためです。
もう一つの理由は、普通の基準で、住民の移転をするなら、経費が莫大になり、国家財政が破綻する、と予想されるからではないか???と思われます。

何とも、言いようのない気持ちになります。
せめて、子供たちだけでも、「集団疎開」させて欲しい、と切に思います。



第2ブログ
福島原発事故と放射能汚染 そしてチェルノブイリ地方の現状Ⅱ(北の山じろう)
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所