「北の山・じろう」時事問題などの日記

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小学校 外遊び義務です 都教委方針、毎日60分<非常に、疑問に思います>

★こちらのブログに入りきらない記事は、第2ブログに掲載しています。
福島原発事故と放射能汚染 そしてチェルノブイリ地方の現状Ⅱ(北の山じろう)
http://kitanoyamajirou.hatenablog.com/



東京新聞 TOKYO WEB
トップ >http://www.tokyo-np.co.jp/
小学校 外遊び義務です 都教委方針、毎日60分
2013年2月22日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013022202000125.html?ref=rank
▼全文転載

 児童に体力をつけさせようと、屋外で体を動かす遊び時間を設ける試みが東京都内の公立小学校で始まる。二〇一三年度から三年間かけて各校で段階的 に取り入れる。外遊びは、鬼ごっこやだるまさんが転んだなどの伝承遊び、縄跳びのほか、ドッジボールなどのスポーツをすることが考えられている。

 東京都教育委員会が区市町村教委を通じて近く各校に求め、始める時期などは各教委が決める。「外遊びの義務化」で、都内の一部で行っている例はあるものの都道府県レベルで一斉に行うのは珍しい。

 最近の子どもたちは、塾通いやゲームの普及などで外で遊ぶ児童が少なくなったとされる。このため休み時間や放課後に教員が主導し、毎日計六十分間、外遊びをする。

 昨年四〜七月の統一体力テストでは、都内の小学生はほぼ全国平均値だったが、ハンドボール投げや反復横跳びなどの全身運動、二十メートルの走りを繰り返すシャトルランなど持久力が求められる種目は全体に低かった。

 担当者は「運動量を増やすことで子どもの生活を活発にし、体力や運動能力を高めたい」としている。
◆先生側が研究して

 元小学校教員で、「現代っ子」の造語をした教育評論家阿部進さんの話 今の子どもは放っておくと一人遊びになってしまい、先生が仕掛けないとなか なか集団で体を使って遊ぶことがない。遊びを義務化するのもしかたないだろう。先生自体も若いと、自分が夕方遅くまで友達と外遊びした経験がないので、そ の楽しさを知らない。ただ遊びの時間をつくっただけでは、遊び方が分からないので、先生の側が研究して楽しい遊びを示し、子どもたちに伝えないとだめだ。

※これは、非常に疑問です。原発事故前の環境を前提にした話でしょう。東京都の放射能汚染の認識の無さを、明確に示していると思います。下記ブログが、その点を指摘しています。

ずっとウソだった(ブログ名)
TOP >http://nekotoenpitu.blogspot.jp/
2013年2月25日月曜日
小学生の外遊びを義務化。東京都教育委員会の呆れた政策
http://nekotoenpitu.blogspot.jp/2013/02/toukyoutokyouikuiinnkai.html
▼全文転載

東京都教育委員会が、小学生の外遊びを義務化しようとしています。
放射性物質による影響のことや管理人の視点から、この問題を記事にしました。



小学校 外遊び義務です 都教委方針、毎日60分
2013年2月22日 東京新聞(Tokyo Web)


児童に体力をつけさせようと、屋外で体を動かす遊び時間を設ける試みが東京都内の公立小学校で始まる。二〇一三年度から三年間かけて各校で段階的に取り入 れる。外遊びは、鬼ごっこやだるまさんが転んだなどの伝承遊び、縄跳びのほか、ドッジボールなどのスポーツをすることが考えられている。

東京都教育委員会が区市町村教委を通じて近く各校に求め、始める時期などは各教委が決める。「外遊びの義務化」で、都内の一部で行っている例はあるものの都道府県レベルで一斉に行うのは珍しい。

最近の子どもたちは、塾通いやゲームの普及などで外で遊ぶ児童が少なくなったとされる。このため休み時間や放課後に教員が主導し、毎日計六十分間、外遊びをする。
昨年四〜七月の統一体力テストでは、都内の小学生はほぼ全国平均値だったが、ハンドボール投げや反復横跳びなどの全身運動、二十メートルの走りを繰り返すシャトルランなど持久力が求められる種目は全体に低かった。

担当者は「運動量を増やすことで子どもの生活を活発にし、体力や運動能力を高めたい」としている。


東京都教育委員会が区市町村教育委員会を通じて各校に求めるということ。

理由として、塾通いやゲームの普及などで外で遊ぶ子どもが少なくなったとされる、ということ。さらには、統一体力テストで、一部の成績が低かったことということが書いてあります。

管理人はこの義務化に対して思うことがいくつかありましたので、順に記していきます。あえて、現状で一番の問題を最後に持って行きました。言っておきますと、子どもは外で遊べるのであれば、それが一番です!

◆テストの結果(平均値)で子どもを見るという愚かさ
こういうニュースを見ると腹立たしく思うのは、子どもを平均値でしか見ていないということ。テストの結果で低いから義務化というのは、安直でビジョンがないとも言えます。

今は、学力偏重の世の中になり、塾に通ったり、習い事をたくさんしている子どもがいます。また、体が弱くて運動できない子、運動がもともと苦手な子どももいます。

子どもの成長には個人によって差が大きくあるので、義務という形にしたところで成績は伸びるはずもありません。本当に子どもの成長を望んでいるのであれ ば、テストが行われた日の運動能力という点として見るのではなく、その子どもが何が得意で、どんなことが好きなのか、そういうことに目を向けていくのが教 育なのではないでしょうか。

運動や成績という指標で小学生を見ていても、教育は何ら良くならなりません。また、義務化というのは、教育の力の無さを自分たちで吐露しているようなものだと思います。


◆場所の問題
23区内はおもいっきり遊べる大きな広場が数えるほどしかないことが挙げられます。
地域内で遊ぼうとするならば、囲いのない小さな公園、もしくはちょっとした広場です。そういった場所は、道路に面していて、車も往来します。囲いがないので、ボール遊びもろくに出来ません。

また、広いグランドのような公園があっても、野球禁止とかサッカー禁止と書いてあります。ボール遊びができません。もちろん、できるところもありますが、数が少なすぎます。

学校開放された小学校が一番でしょうか…

◆放射性物質のこと
これが一切書かれていないのが納得いきません。

東京都には大量の放射性物質が降ってきています。とりわけ、東京都葛飾区・江戸川区・足立区あたりはホットスポットが存在し、足立区の中川公園では0.7マイクロシーベルトを超え、葛飾区の水元公園は毎時1マイクロシーベルトを超えています(平成24年6月25日)。

ちょっとずるい気もする数値の出し方で、高い数値をあえて引っ張り出しました。
しかし、管理人が住んでいる地域は、0.15マイクロシーベルトを下回る日はほとんどありません。福島第一原発事故前の1ミリシーベルトは、1時間に換算 すると0.114マイクロシーベルト/時です。ですので、0.15マイクロシーベルトというのは、年間1ミリシーベルトを超える値となります。

外で遊んでいて、転んで傷が出来ればそこから放射性物質が内部に入り内部被曝となります。また、汚れた手で水を飲んだり食べ物を食べたりすることでも内部被曝となります。

このようなことを考えたら、外遊びを義務化するということを、「普通ならば考えないはず」です。子どもの教育にとって一番大事なのは子どもの命であり、健康です。その視点がない政策は、子どもを大切にしないということになります。

もう一度考えなおしていただきたいです。


東京都教育委員会お問い合せページ
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/mail.html

皆さんの意見を送りましょう。
意見を送らないと黙認されそうです。


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