「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「放射線に安全値はありません」医学博士・崎山比早子さんインタビュー <きくちゆみのブログとポッドキャスト2011/04/15 >

きくちゆみのブログとポッドキャスト
 ♪「放射線に安全値はありません」医学博士・崎山比早子さんインタビュー ♪ - 39分20秒 - 9.9 MB
2011/04/15
http://kikuchiyumi.blogspot.jp/2011/04/blog-post_15.html

▼全文転載

放射線ホルミシス効果(低線量の放射線は体に良い)を強調する人たちがメディアで脚光を浴びる昨今、医学博士で元放射線医学総合研究所主任研究官の崎山比 早子さんの情報が重要と思い、昨日、インタビューをさせていただきました。あとでタイトルをクリックして聞いてください。

崎山さんは、日本の医療被曝の研究がご専門です。諸外国に比して、日本の医療被曝(レントゲンやCTスキャンなど)による健康被害(特にガン)が高い、ということで地道な研究を積み重ねてきました。

彼女のお話は、世界の放射線医学の最新知見を結集したBEIR VIIに依拠しておりますので、関心のある方はその要約が翻訳されておりますので、ご参照ください。
http://archives.shiminkagaku.org/archives/radi-beir%20public%20new.pdf

さ て、昨日、岡山で満員御礼の講演を終え、広島に移動した私は、広島を中心に八面六臂の活躍をされている建築家・中川圭子さんの企画された小さい子どもを持 つお母さんたち向けの集まりで、広島国際会議場の会議室でお話をさせていただきました。企画が発表されたのは数日前ですから、「たぶん十数名ぐらいかし ら?」と中川さんはおっしゃっていたのですが、蓋をあけたら40名ほどが詰めかけ、会議室は満席になりました。

生まれてまもない赤ちゃんからよちよち歩きの赤ちゃんまで集まった大変和やかで、活発な意見交換ができた意義深い集いでした。

今、日本列島に住む小さい子どもを持つお母さんは、3月11日以降、福島原発から漏れ続けている放射能汚染の影響を心配していると思います。不安を解消するには、自分で納得するまで調べて、正確な事実を把握することが一番だと思います。

放射線に安全値はない」という事実からすると、なるべく外部・内部被曝をしない・させない、に越したことはないですが、今の日本では多かれ少なかれ、ごく低線量の「基準値以下の」内部被曝は避けられません。その中で生きて行く知恵と覚悟が必要です。

そ んな中で、内部被曝について私が決定打だと思う情報は高木仁三郎渡辺美紀子著『食卓に上がった死の灰』(講談社現代新書)にまとめられています。チェル ノブイリ原発事故を受けて書かれた本ですが、内容はまったく古くなっていません。それどころか、今こそリアリティーをもって迫ってきます。

も う一つ重要なことは、日々の暮らしで内部被曝をなるべく小さくする(放射性物質は生体濃縮するので、生態系の下位のものをより多く食べるなど)工夫をする 一方で、地震列島で今も稼働し続ける原発を減らし(段階的に廃止)、子孫につけを残さない自然エネルギー社会に一刻も早くシフトすることです。

こ のことを実現するのに必要な知恵は、田中優さんや飯田哲也さんの情報に詰まっていますので、今、まーちゃんと一緒に全国を回る田中優さんの講演に足を運べ る方はぜひ。講演会に足を運べない方は、以下のサイトで彼の話を聞き、検証し、納得したら伝えたり広めたりしてくださいね。

  <絶望を希望にかえる田中優講演会 アーカイブ >
http://fm4649.net/2011/04/yuu/

1「長く続いていく危機感を」
http://www.ustream.tv/recorded/13830459
2「想定外な話」
http://www.ustream.tv/recorded/13830892
3「自然エネルギーは子どものおもちゃではありません」
http://www.ustream.tv/recorded/13831324
4「広告宣伝費を電力会社が出してはいけない」
http://www.ustream.tv/recorded/13831463
5「ペレットストーブ・天然住宅でターニングする」
http://www.ustream.tv/recorded/13831849
6質疑応答 「国民投票やるべきだ」
http://www.ustream.tv/recorded/13832148

広 島には、原爆後の広島を生き抜き、見事に復興させた先人がいます。その方々の生活の知恵、食生活の工夫なども共有されました。被曝が引き起こすとされる病 気に白血病やガンがありますが、それらさえも食事や生活習慣で予防・克服できたという実例を、広島のヒバク二世の複数の方々(どの方も元気でした)が分か ち合ってくれ、若いお母さんたちも少しホッとしたようです。

放射能は甘く観ず、怖がりすぎず」という感じで折り合いをつけるしかない、 と今のところは思っています。ただし、福島原発放射能漏れが長期化し、もし水蒸気爆発やメルトダウンが現実になり、放射能汚染が高レベルで広範に及び長 期化したら、あまり悠長なことは言っていられません。引き続き原発情報に注視してください。マスコミ情報だけでなく、「原子力資料情報室」や「美浜の会」 などの市民団体の情報も必ずチェックして下さい(このブログもね!)。

私個人は、引き続き「つなぐ光」の活動と資金集めに力を入れ、妊婦と子ども連れ家族の避難、赤ちゃん引越し、受け入れの体制を整えるべく処方面の方々とつながり、協力することが一つ。そして、地震の頻発する地域での原発の禁止に向けて国際的ルール作りへと動きます。


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ふくしまキッズ・ハワイプロジェクト Fukushima Kids Hawaii Project

最新情報:あなたがZUMBAを躍ると福島の子どもがハワイ島に保養に行けるんです! 学校の夏休み・冬休み中、福島の子どもたちがハワイ島で楽しく過ごせるよう、また未就学児(と親)が滞在できる「ふくしまキッズハワイハウス」を維持できるよう、渡航費・滞在費・食費・現地プログラム経費のサポートをお願いします。経済的サポートをした方はこちらにメールを下さい。


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