Newsweek
ハイジャックで露呈したスイス軍の体たらく
2014年3月4日(火)13時45分
ジョシュア・キーティング
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/03/post-3202.php
一部転載
スイスが「武装した永世中立国」として国際社会で承認されてから間もなく200年。国民皆兵制を備え、ライフルを持ち歩く市民も珍しくないアルプスの小国は今や、強大な軍事力を持つ防衛大国として一目置かれる存在となっている。
エチオピアの首都アディスアベバからローマに向かっていたエチオピア航空機が副操縦士にハイジャックされ、スイスのジュネーブ国際空港に緊急着陸。イタリアとフランスの戦闘機が緊急出動して同空港まで誘導したが、スイス軍の戦闘機は姿を見せなかった。
(途中省略)
スイス空軍によれば、理由は業務時間外だったから。
スイスに侵攻したければ、夜間や週末、ランチタイムが狙い目かも。
(以上、引用終わり)
昔、日本でもありました。
(以下、Wikipedia から一部引用)
ベレンコ中尉亡命事件(ベレンコちゅういぼうめいじけん)は、冷戦時代の1976年9月6日、ソビエト連邦軍現役将校ヴィクトル・ベレンコが、MiG-25(ミグ25)迎撃戦闘機で日本の函館市に着陸し、亡命を求めた事件である。ミグ25事件とも呼ばれる。
空自は、地上のレーダーと空中のF-4EJの双方で日本へ向かってくるMiG-25を捜索した。 しかし、地上のレーダーサイトのレーダーは航空機の超低空飛行には対応できず[1]、また、F-4EJのレーダーは地表面におけるレーダー波の反射による擾乱に弱く、低空目標を探す能力(ルックダウン能力)が低かった。
F-4戦闘機に付与されたルックダウン能力は、実用に供された戦闘機においては史上初めての試みであり、当時の先進国で一般的に運用されていた戦闘機の技術的な限界であった。それを上回るルックダウン能力を備えるF-14/F-15は当時の最新鋭機であり、開発したアメリカでも実戦配備が開始された直後であったため、日本の空自における運用はまだ不可能な状態であった。
(以上、引用終わり)
※と言うわけで、スイス空軍のように「理由は業務時間外だったから。」と言うわけでは、ありません。東西冷戦の真っ最中にそのようなことは、出来ません。もっとも、スイスも山岳地帯にありますのでレーダーの死角はあるかもしれません。
※記事にもありましたが、「予算と人員」を維持するのは、特に空軍にあっては大変な負担です。と言って、世間並みの軍事力がなくては社会(国家)の安全を守ることは長い目で見れば出来ないでしょう。軍事費の負担と安全を、どうバランスを取るかは難しい部分です。軍事費の負担を削減すれば危険が高まり、安全を重視すると軍事費の負担が高騰します。
※しかし、戦争もこれくらいノンビリやってはどうか???
日が暮れたから、今日はお仕舞い!!!
今日は、日曜日だから戦争は中止!!!
(お互い、空に向けて銃を撃ち??)
ボスには、戦争したことにしておこう・・・
そんな訳は、ありませんネ??
※元々、スイスはヨーロッパでは「強兵」と認識されています。
バチカン市国の警護の中核はスイス人傭兵であることが、一つの証明であろうと思います。
「戦闘能力があり、雇い主に忠実である。」
事が、理由ではないかと思われます。
バチカン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%81%E3%82%AB%E3%83%B3
しかし??
ドイツ系スイス人が中心のようですネ??
それなら戦争に強いのも当然であろうと思います。
そんな印象があると、かなり???と思います。
スイスも本当に、「平和の国スイス」になってしまうんでしょうか???