「北の山・じろう」時事問題などの日記

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ロイターサミット:日本のエネ政策は世界に逆行=飯田哲也氏

ロイター

ロイターサミット:日本のエネ政策は世界に逆行=飯田哲也
2014年 05月 21日 09:47
http://jp.reuters.com/article/jp_rsummit/idJPKBN0E00RI20140521

 

※最近、このような話に疑問を持っています。

世界と言うなら、原発は増えています。

英国が25年ぶり原発新設へ 世界的には原発は増加の一途
2013/10/22 19:22
http://www.j-cast.com/2013/10/22186881.html?p=all

中国の原発、無謀とも見える大増設は大丈夫か
2011年03月14日
http://webronza.asahi.com/bloggers/2011031400008.html

 

どうしてか???

経済発展の途上にある国々では、エネルギー不足が発生するからです。

更に、中国について言えば大気汚染が非常に悪化しており、緊急事態ともいえる状況です。「大気汚染で死ぬのと、20年~30年に一度事故の起きる確率のある原発と、どちらが良いですか??」と言うような話です。世界の大気汚染は、過去最悪なほどになっています。大気汚染を考えるなら、原発にも合理性はあります(緊急避難的な意味で)。

 

日本もかつて、経済成長が始まったときに電力の安定・大量供給の問題に直面しました。当時は、大容量の発電設備は石炭火力か原発しかありませんでした。新しい技術を(もっと分かりやすく言うなら核技術を)導入したいと言う側面もあり、原発を選択したわけです。

 

現在、経済発展の途上にある国々では昔の日本と同じ問題が起き同じような選択をしています。やはり、根底には核技術を導入したいと言う願望があると思われます。単にエネルギーだけの問題ではありません。

 

また、安全保障上の理由から原発を導入する国もあります。

例えば、フィンランドです。

一時期、エネルギーのほとんどをロシア(旧ソ連時代も含めて)から天然ガスを輸入することでまかなってきました。当然、政治的にロシア(旧ソ連時代)の強い影響下にありました。その状況から脱するためにフィンランドでは、原発増設にエネルギー政策を決めたと思われます。

 

世界の原発に対する政策は、依然として原発推進です。

 

アメリカは、安価なエネルギー源が開発されたため、価格的に原発は劣るために原発の新設はしない模様です。古い原発は、メンテナンス費用がかさんでコストが引き合わないため順次廃止していくようです。脱原発をしているのではありません。費用的に優位な状況が生まれれば、原発建設に方針を転換するでしょう。

 

ドイツ、ベルギー、スイスなどドイツの影響力が強い国が脱原発の方向に向かっているに過ぎません。

 

原発絶対必要論安全神話。ウソでしたネ??

上記の記事も、逆の意味でウソを言っています。

ウソを言って多くの人を説得したり納得したりしてもらうことは無理でしょう。

 

※更に言うなら、核技術は必要です。核爆弾は、保有国が増えても減ることはないでしょう。また、エネルギーとしての原発も将来違う場所で需要が発生します。

それは、どのようなケースでしょう??

 

宇宙空間です。

将来、恒星間飛行が実現したとします。

その時、酸素を必要としない核エネルギーは有望なエネルギーであろうと思います。

 

※そうは言うものの、地球上で原発発電をするのは、止めるべきでしょうネ?

環境は確実に放射能で汚染されます。事故がなくても、運転期間が長くなれば汚染されてしまうのです。また、放射能に汚染された原発のガラや使用済み核燃料の保管を考えるなら、環境汚染という観点からも経済的合理性という観点からも原発によるエネルギー生産は、現時点では合理性がありません。

 

※しかし、そうであってもウソを言って物事を自分の思う方向に向けようというのは基本が間違っています。ウソは、ごめんです。原発推進でコリゴリです。正論を筋道を通して主張して欲しいと思います。