軽い運動、10分でも効果=認知機能アップ―筑波大・中央大
2014/05/27-21:39
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201405/2014052700879
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歩いたり自転車をこいだりする軽い運動を10分間行うだけで、集中力や判断力などを担う脳の部位の活動が一時的に高まることが分かったと、筑波大の征矢 英昭教授や中央大の檀一平太教授らが27日発表した。若く健康な25人を対象に実験した成果で、論文は国際的な脳科学誌ニューロイメージ電子版に掲載され る。
これまでは健康維持のために、息が軽く弾み、ややきついと感じる程度の運動が推奨されてきたが、軽い運動でも認知機能に効果があることが確認できた。今後は健康な状態から軽い認知症のレベルにある高齢者で、短期的・長期的な効果を検証することが課題という。