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小出裕章ジャーナル
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんは一貫して、原発への異議を唱えてこられました。311・福島第一原発事故をきっかけに、事実を報じないマスコミ報道に代わって、小出さんによる事故や原発に関する解説は、多くの人々からの関心と支持を集めています。当コーナー「小出裕章ジャーナル」では原発をはじめ、核兵器や放射能などさまざまなテーマを取り上げ、日本、そして世界の原子力のあり方について、小出さんとともに問い続けます。
- 『美味しんぼ』バッシング騒動について「どうしてこんな事が大騒ぎの原因になるのか、それこそが私にとっては不思議でした」~第80回小出裕章ジャーナル
- 早くも行き詰まった凍土壁問題 「これまでやってきた技術の枠組みをはるかに超えているわけです」〜第79回小出裕章ジャーナル
- 原発のない夏は電力が足りないって本当?「火力発電所と水力発電所が膨大にありまして、いついかなる時にも原子力なんて全く不要なのです」~第78回小出裕章ジャーナル
- 戦争・テロの原発への脅威「原子炉本体とつながっている配管をただ破壊してしまえばいいというものですので攻撃に対しては大変弱い構造になっています」〜第77回小出裕章ジャーナル
- 吉田調書を通じて見えるもの「住民たちを被ばくから守るというよりはむしろパニックを恐れるというのが日本政府の基本的な方針だったように私には当時も見えました」〜第76回小出裕章ジャーナル
- 原発の町・伊方住民の40年の闘い「なんで四国の一番大きな町、高松とか松山に原子力発電所を建てないで自分達の所に建てるのだという疑問がどうしても抑えられなかったわけです」~第75回小出裕章ジャーナル
- 高速増殖炉もんじゅ存続の思惑とは?「原子力ムラはどんなに失敗してもやがて上手くいくと言い続けて自分達は責任逃れをしていくという、そういう組織なのです」~第74回小出裕章ジャーナル
- 原発のメリットについて、今一度考えてみよう「原子力にかけた夢は全てが幻ということでした」~第73回小出裕章ジャーナル
- 福島第一原発廃炉の現状について(2)「廃炉カンパニーを分社化して、全ての責任をそこに押し付けて、東京電力の本体自身は無傷のまま生き延びる。 全く間違えていると私は思います」~第72回小出裕章ジャーナル
- 建設差止め訴訟に揺れる大間原発「フルMOX。つまりプルトニウムをひたすら燃やすためという目的のために造られた原子炉です」〜第71回小出裕章ジャーナル
- 福島第一廃炉の現状について 「熟練した労働者がどんどん被ばくの限度に達してしまって現場で働けなくなってしまうという状況に次々と追い込まれているのです」~第70回小出裕章ジャーナル
- 脱原発のドイツに何が起きているのか? 「これからは原子力をとにかく止めるために、石炭と再生可能エネルギーで乗り切っていこうと彼らはしているのです」~第69回小出裕章ジャーナル
- チェルノブイリ事故で何が起きていたのか「現場の作業員が悪かったと言って彼らに全ての責任を押し付けるということをやるわけですね」〜第68回小出裕章ジャーナル
- ALPSは汚染水対策の切り札なのか?「まともに動かないということがありますし仮に動いたとしても多分私はできないと思います」〜第67回小出裕章ジャーナル
- アメリカが日本にウランとプルトニウムを返せと言ったわけは? 「高濃縮ウランやプルトニウムという物質を海外に出してしまうと、それがいつか原爆になってしまう危険性があるからです」〜第66回小出裕章ジャーナル
- 川内原発の優先審査決定について「とにかく何とか新しくまたお金が欲しいということが、自治体としてはその所に落とし込められてしまってるのだと思います」~第65回小出裕章ジャーナル
- 揺れる高速増殖炉もんじゅの行方について 「超優秀な核兵器材料が手に入るということで、どうしても動かさなければいけないのです」~第64回小出裕章ジャーナル
- 燃料棒破損、相次ぐ事故「根本的な矛盾を抱えた物ですので、完璧に欠陥を防ぐということは今日に至ってもできないでいるわけです」〜第63回小出裕章ジャーナル
- 核保有を志向する日本「69年の外交政策委員会の報告よりずっと前から、実はもう核兵器を作りたかったのです」〜第62回小出裕章ジャーナル
- 高効率の火力発電コンバインドサイクルとは?「熱効率は既に(原発の2倍に当たる)60%を超えるというような高効率の発電所ができるようになっているのです」~第61回小出裕章ジャーナル
- アメリカの原発事情について「100基を超えて確かに米国は原子力発電所を作りましたけれども、次々と廃炉になっていくという時代になりました」~第60回小出裕章ジャーナル
- 安定供給・コスト低減・温暖化対策は原発推進の大義名分か?「まったくマンガのような話ですね」~第59回小出裕章ジャーナル
- 戦争と原発はつながっている「もともと原子炉というのは、原爆材料であるプルトニウムをつくろうとして開発された道具です」〜第58回小出裕章ジャーナル
- 除染の効果について「除染というもので放射能を消すことはできないのです。 ですから、どっかからどっかに放射能を移動させなくてはいけないのですけれども、最大の問題は移動先がないということです」〜第57回小出裕章ジャーナル
- 「再稼働への動き活発化について 「今年の夏、あるいは秋頃に再稼働されてしまう可能性は高いと思います」~第56回小出裕章ジャーナル
- 戦争と原発はつながっている? 「本当はつながっているのですけれども、政府、あるいはマスコミがこぞって原子力は平和利用で戦争と関係ないという宣伝をずっと流し続けてきたのですね」~第55回小出裕章ジャーナル
- 福島第一原発主排気塔下の毎時25シーベルトについて 「20分いれば人が確実に死んでしまうと、そのくらいの量ですね」〜第54回小出裕章ジャーナル
- インドのウラン鉱山について「先住民族の方々が住んでいる本当に貧しい土地でインド唯一のウラン鉱山が掘られてしまうことになりました」~第53回小出裕章ジャーナル
- 東海再処理施設プルトニウム溶液等の調査報告について「それを処理しようとすれば、たしか20年ぐらいかかるということだったと思います」~第52回小出裕章ジャーナル
- イランの核開発について 「核兵器に結びつかないようなということで、イランにももっともっと透明性を持って、情報を公開して欲しいと願います」~第51回小出裕章ジャーナル
- 福島第一原発事故の子どもたちへの影響について「成長途上にある子どもというのは、一番放射線に敏感です」~第50回小出裕章ジャーナル
- 特定秘密保護法で原発情報はどうなるのか?「そんなものがあろうとなかろうと、すでに日本の原子力は秘密だらけでした」~第49回小出祐章ジャーナル
- 年間20ミリシーベルト以下は健康に問題ない? 「なぜそういう数字が決まったかというと、それは安全だからではないのです」~第48回小出裕章ジャーナル
- 燃料棒70体が震災前から損傷?「70年代の初め頃はそういうことが年がら年中あってですね、あっ、また穴があいちゃったということで、使用済燃料プールの中に移すということをやってきました」~第47回小出裕章ジャーナル
- 政府の原発避難方針の転換について「もっと早めに、ここは帰れないと言って、まるごと生活を補償するということをやらなければいけなかったのです」~第46回小出裕章ジャーナル
- 地層処分は有効な手段か?「安全な場所(地層)が日本にはありませんし、保証できる科学も元々ないのです。私はそんなものは到底やってはいけないと思います」~第45回小出裕章ジャーナル
- 4号機の燃料棒取出し「広島原爆が撒き散らしたセシウム137の14000発分がまだプールの底に眠った状態のままになっています」~第44回小出裕章ジャーナル
- 地下観測用井戸のトリチウムについて「環境に流してはいけない濃度の10倍を越えているようなものが井戸の中にすでにあるということです~第43回小出裕章ジャーナル
- 東電はなぜ自然災害を軽視するのか?「事故収束を東京電力に任せているというような今の体制そのものが間違えていると思います」~第42回小出裕章ジャーナル
- 柏崎刈羽原発再稼働申請をどう見るか「事故の原因すらまだ分からない状況で、それでも原子力発電所を再稼働するという言う人たちがいるのですね」~第41回小出裕章ジャーナル
- 汚染水漏れはどれほど危険なものか?「ひとつのタンクから300トン漏れたがために広島原爆と変わらない放射性物質が・・・」~第40回小出裕章ジャーナル
- JCO臨界事故から14年 「被曝というものが大変恐ろしい結末をもたらすということを私自身も改めて認識させられてしまいました」~第39回小出裕章ジャーナル
- 電力会社のメディアコントロール「日本のマスコミという世界では原子力の反対派にものを言わせない、ということでずっときたと思います」~第38回小出裕章ジャーナル
- 国と東京電力の無責任性について「東京電力にはきちんと責任を取らせて倒産をさせるべきだと思います」~第37回小出裕章ジャーナル
- 五輪プレゼン・汚染水完全ブロックの嘘「海というのはみんなつながっているのです。どこかで完全にブロックされるなんてありうる道理がありません」~第36回小出裕章ジャーナル
- 母乳と放射性物質について「福島の母親の母乳の中にはヨウ素があったはずです」~第35回小出裕章ジャーナル
- 原子力ムラはマフィア?「私は単なる共同体というよりは、犯罪集団だと思うようになりましたので、原子力マフィアと呼ぶことがいいのではないか、と思うようになりました」~第34回小出裕章ジャーナル
- 汚染水の海への流出はどこまで進んでいるのか?「コンクリートの割れ目というのは、港の部分だけでなくて、もうそこら中にあるわけですし、そこから汚染水は漏れ続けてきたのです」~第33回小出裕章ジャーナル
- ルール無視の原発新規制基準「原子力発電所の再稼働を容認するためのレールの上を走っているという風に私には見えます」~第32回小出裕章ジャーナル
- 日米原子力協定の真相とは?「日本はなんとしても自力で核兵器をつくる力を身につけておきたいと思ったわけです」~第31回小出裕章ジャーナル
- 農業用水に汚染水340トンの杜撰「もう多分日常的にやっていると思います」~第30回小出裕章ジャーナル
- 絶対に赤字にならない仕組み?「儲けたければ資産を持てばいいし、そうしたら電気料金を上げていくらでも儲けることができるということで、これまで来たのです」〜第29回小出裕章ジャーナル
- 原発を止めると電気は足りなくなる?「まんまと皆さんが騙されていたのですね」~第28回小出裕章ジャーナル
- メルトダウンの後始末は?「溶け落ちた燃料というのは、そんなものを取り出すことはできないのです」〜第27回小出裕章ジャーナル
- 六ケ所村再処理工場の目的とは?「日本としても原爆の材料を取り出す技術を身に付けておきたい、ということで再処理工場を動かし始めたのです」~第26回小出裕章ジャーナル
- 北朝鮮の核開発疑惑に迫る!!【第2弾】「プルトニウムを取り出すことすらできない、そういう状態ですので、北朝鮮に核兵器があるというのは私はそれこそあり得ないことだと思います」〜第25回小出裕章ジャーナル
- プルサーマル計画と核武装の意外な関係 「再処理というのは原爆材料となるプルトニウムを取り出すためにどうしてもやらざるを得なかったから、開発された技術です」〜第24回小出裕章ジャーナル
- 沖縄に原発がない意外な理由「原子力発電所が攻撃を受けた時に、核兵器でやられるよりもっとひどい被害が出るということまで計算しているわけです」~第18回小出裕章ジャーナル
- 山本太郎vs小出裕章 「最終処分場は、東京とか大阪の大都会が引き受けるべきだと思います」〜第7回小出裕章ジャーナル
- 小出裕章生出演! 「人類が初めて遭遇する原子力開発史上最悪の事故が今、まだ進行中だということです」~第1回放送【2】
- 小出裕章生出演!「日本の原子力発電所は自民党が全て作ってきた」~第1回放送【1】
【小出裕章 略歴】1949年生まれ。日本の工学者(原子力工学)。京都大学原子炉実験所助教。原子力の平和利用を志 して1968年に東北大学工学部原子核工学科に入学するも、放射能被害の実態を知り、原子力に反対する立場を取り始める。女川原発の反対運動、伊方原発裁 判、人形峠のウラン残土問題、JOC臨界事故など、放射能被害者の側に立って活動、原子力の専門家としてその危険性を訴え続けている。
▲転載終わり