「北の山・じろう」時事問題などの日記

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生姜焼き定食はゼータク品…凄まじい物価上昇<日刊ゲンダイ2014年7月>で、見えてくることは?

日刊ゲンダイ

生姜焼き定食はゼータク品…凄まじい物価上昇 品目別一覧
2014年7月31日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/152231

 

※つまり、消費税値上げ反対が企業サイドからほとんど聞かれなかった理由の一端が見えるような気がします。1ドル80円時代と1ドル100円の状況を比較すると、後者では輸入物価が単純計算で25%値上がりしています。

 

内需企業のコスト(仕入れや燃料のコスト)は、大幅に上昇したことになります。

主に内需企業は、コスト上昇に苦しんでいたことが窺えます。

ということは??

内需企業にとって、消費税増税は、それを理由に販売価格を値上げする「絶好の理由」になるのです。販売価格据え置きでも実際は中身が減っているケースが多いです。

 

「元々、コスト上昇から値上げしたくてたまらなかった。だから、消費税値上げ賛成。」と言うヘンな構図が見えてきます。

 

これで?経済が上向くのでしょうか??

 

※更に、円安でも経常赤字が増えている状況がニュースになっています。

主に燃料代の輸入価格の上昇が原因として説明されます。

「だから原発を再稼動しろ」と、このような話になります。

日本は、現在石油漬けの社会構造があり発電だけに化石燃料が使われているのではありません。

 

そして円安でも輸出は増えません。輸出産業の多くは、円高の時代に海外に生産拠点を移転してしまっています。そして、輸出できる品目も減ってしまったのであろうと思います。今となっては、過去の話の旧来型の輸出産業振興策は経済政策としては無意味なのです。

 

新しい輸出産業を育てない限り、輸出額を増やすことは出来ないのではないか?と個人的には思います。