福島第一5号機、また水漏れ 燃料プール配管劣化で多発
2014年7月19日19時22分
http://www.asahi.com/articles/ASG7M3VKSG7MULBJ001.html
このような記事があります。
ごく普通の、当たり前のことではあります。
マンションなどの建物にお住まいの方はご存知の方もおられるかもしれません。
マンションでは、水道の配管を年月が経過すると、どうするでしょう??
大体、15年~20年くらいで交換します。
水道管の中に赤錆が生じて水が飲用水として不衛生になるためです。
古い時代の建物では、交換を考えられずに建てられた物も以前は、ありました。
このような時は、交換が出来ず別に外側に水道管を新設したような建物も見たことがあります。
原発も同じです。普通の建築物と同じコンクリートを使用し鋼鉄製の配管を使用しています。原発の配管は、場所によっては放射能(中性子のようです)を帯びてしまいます。交換など出来ません。
と言う事は??
建設当時の設備を、そのまま使っている箇所も沢山あると言うことになります。
それが、30年・40年と経過すれば??
経年劣化でボロボロになり、普通は設備を破棄するでしょう。
そんな危険な設備を、知らん振りして使っているのが原発です。
普通は、30年以上経過したなら、安全のために運転を止めると思います。
更に、日本の原発には欠点があります。
全部、海岸に建設されています。
これも、建築物と潮風の関係を知っている人には、理解しやすいと思います。
そうです。「潮風=塩分」によりコンクリートの劣化は、普通の条件の建築物より早くなります。
欧米の原発の多くは、内陸の地震の少ないところに建設されています。
この点を考えても、日本の原発は欧米に比べると、はるかに寿命が短いのが分かります。つまり??それを欧米と同じような(期間)使い方をするのは、極めて危険だと普通に考えると、分かります。
原発問題は、どうしてか??普通に考えられない人が大勢います。