今日、書くか?明日書くか??
今日にしました。
第二次世界大戦 - Wikipedia
第二次世界大戦の背景 - Wikipedia
第二次世界大戦の参戦国 - Wikipedia
まず、予備知識として全部、数字は推計であり推計した学者によりばらつきがあります。
また、一部の国が「自国の被害者数を誇張していた」ケースもありました。他にもあるかもしれません。
理由は、政治的に自国の被害を大きく言うのと、戸籍制度が正確ではなかった国があるからです。戸籍制度が正確でなかった国は、ごく大雑把に推計する以外、推計の方法がないのです。推計する人間の意図や立場で、大くもなり少なくもなります。
(第二次世界大戦の犠牲者 - Wikipediaから一部引用)
第二次世界大戦における連合国・枢軸国および中立国の軍人・民間人の被害者数の総計は5000万〜8000万人とされる[1]。8500万人とする統計もある。当時の世界の人口の2.5%以上が被害者となった。また、これらには飢饉や病気の被害者数も含まれる。
民間人の被害者数:3800万〜5500万(飢饉病気によるものは1300万〜2000万)。
軍人の被害者数:2200万〜2500万。捕虜としての死者数も含む。
近年、ソ連崩壊以降のロシアの再調査で、ソ連が自国の被害者数を誇張していたことがわかっている[2]が、再調査でも2660万であり依然第二次世界大戦最大である[3]。
被害者数については研究者間でも見解が異なる[4]。Oxford Companion to World War II (2005)の著者I. C. B. ディアは「犠牲者の統計は信頼性の低いものが多い」とのべている[5]。下記の表では数値について異なる見解がある場合はその旨を記す。
軍人の犠牲者数には戦闘での死者数、行方不明、事故、病気、捕虜としての死者数も含まれる。
民間人の犠牲者数には戦略爆撃、大量虐殺、戦争犯罪、ソ連の強制移住なども含まれる。気候だけでなく戦争を原因とする飢饉の被害者数は400万〜1200万とされるが、中国、インドネシア、1943年のベンガル大飢饉、1945年のベトナム大飢饉、フィリピンにおける飢饉被害も含まれる[6][7]。
以下の基礎データはコモンウェルス戦争墓地委員会による[8]。
(引用終わり)
これが、第二次世界大戦の犠牲者数が巨大になった大きな理由です。
ドイツとロシア(当時ソ連)、およびその戦闘地域となった中間の東ヨーロッパの国々の一部で信じられないような犠牲者が発生しています。
その理由は、ナチスドイツの対ソ連戦争が殲滅戦争であったことにあります。
単に軍事的に勝つのではなく、相手を殲滅(もっと、分かりやすく言うと皆殺し)するのが目的であったため犠牲者数が方面戦争としては史上最大となりました。
ナチスドイツとソ連の最初の戦闘の舞台となったポーランドを取り上げます。
独ソ戦に先立ち、ドイツとソ連が東西から侵攻し、軍事占領しました。
理由は、独ソ戦の前にドイツとロシアの境界線を明確にするためです。
ポーランドの軍人の犠牲者 24万人
ポーランドの民間人の犠牲者 538万人~558万人
合計 562万人~582万人
1939年の人口(3484・9万人)に占める割合 16.1% 〜 16.7%
今回は、東洋(アジア)は考えません。
ポーランドは、戦争をしたのではありません。
ポーランドには、何の非も責任もありません。
独ソ戦の舞台となり、ドイツに占領された後は、過酷な軍政が行われた。
そして、旧ソ連がドイツに反撃し攻勢をかける途中に、当然ポーランドがあります。
旧ソ連軍が、ナチスドイツに勝利する過程で、もう一度今度は、旧ソ連軍に蹂躙されました。
単に、これだけの理由で上記の人々が死ななければなりませんでした。
また、もう一度見てください。
民間人の被害者数:3800万〜5500万(飢饉病気によるものは1300万〜2000万)。
軍人の被害者数:2200万〜2500万。捕虜としての死者数も含む。
現在の、「Wikipedia」の記述は以前見たときより数字が大きくなっています。
合計では世界で
6000万人~8000万人もの人々が第二次世界大戦の犠牲となりました。
軍人より、民間人のほうが、はるかに多い。
日本の犠牲者を見ると、軍人の方が圧倒的に多いです。
他の犠牲者の多かった国々では、民間人の犠牲者の方が圧倒的に多かった現実に眼を向けていただきたいと思います。飢饉病気による死亡者も戦争がなければ、死なずに済む人々は大勢いたでしょう。
誰が??戦争の犠牲となるのか??
実際に戦闘行動を行った軍人ではなく、「周辺にいる民間人のほうが沢山殺されてしまう」と言う、分かりやすい現実があります。
第二次世界大戦の記憶は、薄くなりつつあると思います。
しかし、決して忘れてはならないことも有ります。
第二次世界大戦では、こんなにも多くの人々が犠牲になったと言う過去の事実です。