「北の山・じろう」時事問題などの日記

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活字離れの危険性を、実感しつつあります(2014年9月)読書の意味とは??

何を、今更と思われるかもしれません。

しかし、最近の日本の一気に一つの方向に国民の考えが向かってしまう傾向を見ていると??その原因の一つに「活字離れ」があるのではないか??と、危惧するところです。

 

最近では、「朝日新聞叩き」です。

ネコも杓子も朝日新聞を叩きまくっています。

「叩きまくっている」朝日新聞以外のメデイアだって、ろくなもんじゃありません。

原発推進」のお先棒を担いできたメデイアなど、一体どう国民にお詫びするべきなのか??

原発推進のお先棒を担いできた」過去を大いに反省し、国民にお詫び申し上げます。

こんな話は、私の不勉強のせいか??聞いたことがありません。

満州は、日本の生命線だ!!」

これも、NHKによると、当時のマスコミ(=新聞)の陸軍のお先棒担ぎによる「マスコミの作り出したスローガン」だそうです。朝日新聞は、最後まで満州進出には反対していたそうです。それが、支持に変化したのは、朝日新聞の幹部が陸軍の幹部と話し合いの場を持ち、陸軍から説得された結果のようです。「国益」が説得の言葉だったようです。

 

そこから、日華事変そして太平洋戦争(第二次世界大戦)へと戦争の道のりは続きます。仕上げをしたのは、NHKの前身である当時の国営ラジオ放送だったと、NHKは自己批判的(ほんの少しでしたが)なドキュメンタリー番組を放送していました。

 

メデイアやネットを通じて情報が流されると、簡単にそれを信じてしまう人が、以前に比べると極端に増えた印象があります。

 

「情報操作は、当然のことだ」と認識している人が、非常に少なくなったと言うことでもあります。

 

これは、どうしてなんだろう??

と、疑問に思っていました。

 

学問的なことは、私には分かりません。

しかし、はっきり言える事があります。

「活字離れ」が私が30代の後半ごろから急速に進行し始めました。

余りに本を読まなくなったため、「マンガ・・・」と言う形式の学習本などが出版され始めました。本を読まないなら、マンガ形式にしようと考えたもののようです。

この後、一気に日本人の思考力が失われたように思います。

 

本を読む意味や新聞を読む意味が、分からない人が増えたのでしょうネ?

新聞を読むことは、広く浅く基礎知識を持つ意味で重要です。

情報源として、新聞の持つ価値は、今も昔も変わりはありません。

新聞は、いったん発行してしまえば、それが活字として残ります。

朝日新聞を、今叩きまくれることが、その証明です。

誤報を出してしまえば、言い逃れが出来ません。

 

ネット記事は??

リンクをきったり、書き換えが簡単に出来ます。

 

本を読む(読書)意味です。

第一次的には、本に書いてある内容を得ることが出来ます。

実際には、それ以上に大切な事があります。

これを、読書の第二次的な意義と仮定します。

それは、執筆者の思想的背景や物事の考え方(理解の仕方)を、あわせて学んでいることです。

 

第一次的な部分より、第二次的な意義のほうが、はるかに重要です。

それを学ぶことで、自分自身の思考力を持つことが出来ます。

つまり、自分の頭で物事を考えることが可能になります。

 

読書の真の意義は、「自分自身の思考力を持つこと」にあると私は思います。

活字離れの危険性とは???

「自分自身の思考力を持つこと」が困難な人が増えることを意味しているように思えます。

 

メデイアは、情報源に過ぎません。

それが、事実なのかどうか??

正しいのか??妥当なのか??

これらは、情報の受け手が自分自身で思考して判断するべきことです。

 

自分自身の経験から判断すると、「自分自身の思考力」を持ちたいと考えるなら?

読書が、一番の近道のように思います。

中でも、「執筆者の思想的背景や物事の考え方(理解の仕方)を、あわせて学ぶ事」は、非常に大切です。誰だって、最初は先生やお手本が必要です。それを提供してくれるのが、読書です。

 

新聞を読むことは、読書の補完的な意味があります。

読書だけでは、知識や考え方が偏る場合があります。

それを修正してくれるのが、新聞です。

新聞の持つ、広く浅い情報が読書の補完に役に立ちます。

なぜ??テレビやラジオでは、ダメなのか??

(正確には、ダメではありません)

テレビやラジオの内容を速記して記録できる人は、それで構わないと思います。

テレビやラジオの内容を、活字として記録できますか??

情報を活字で読むことが、大切なのです。

テレビの情報が多いと、どうしてもイメージ的に物事を理解するようになります。

そうすると??

イメージや雰囲気で、物事を理解したつもりになったり、判断したりするようになります。それが、今の標準的な日本人だと思います。自分の頭で物事を考えて判断しているとは、到底言えないと思います。だから、世論が簡単に一つの方向に流れてしまうのではないか??と、危惧するところです。単なる、私の「杞憂」であれば、それで構わないのですが???

 

時は、九月。

「読書の秋」と申します。

読書の意味を、もう一度考えて見ては、いかがでしょうか??

 

 

☆最近少し、情けなく思うこと。

朝日新聞は、日本のインテリ新聞だぜ!

「インテリ」の意味を、朝日新聞には深く考えて欲しい!!

 

(注)インテリ→インテリジェンス→intelligence

①知性、理知、理解力

②英知、すぐれた知力、聡明

③知的な存在、霊

④情報、諜報機関、報道、通信

出典、旺文社の英和辞典

 

朝日新聞には、「真の!」インテリ(ジェンス)新聞になっていただきたいと心から願うところです。これは皮肉ではなく、私の個人的な願いです。そう願う理由は??

他の新聞じゃ、到底ムリだろ???(失礼!!)