放射能に汚染された食品の健康への悪影響を考えるうちに様々な疑問が生じてきます。
つまり、「突然死」を具体的に数字として考えると?
原発事故以前の数字として、年間突然死死亡者数推計5万人の数字があります。
記事を書いたのは、月間「宝島」で2011年の掲載です。
ソースは、記事によると日本循環器学界です。
記事によると、昔は50代の死亡原因だったものが40代30代と発病(突然死)が早まり、近年は20代にも多少知見されると言うことでした。
理由として推測されていたのは、生活習慣と食事内容です。
突然死(原発事故前)だけで、年間推計5万人です。
これが、20年継続すると??100万人ですネ?
「チェルノブイリ原発事故由来の放射能(放射性物質により被曝)による死亡者数は約98万5千人に上る」と推計した研究者の共同著作があります。これは、調査の及ぶ範囲の国々が含まれていると思います。
もし、原発事故前の不健康な食事や生活習慣を継続していれば、それだけでチェルノブイリ原発事故の影響によると推測されている(あくまで学説の一つに過ぎません)数字を、日本単独で上回る可能性があります。
放射能(放射性物質による被曝)による人体への影響は、現実問題として証明が困難であるし、多分仮にあったとしても「うやむや」にされるでしょう。
放射能(放射性物質による被曝)による人体への影響にこだわりすぎれば、本当の健康への危険を見過ごしがちになるのではないか?と危惧するところです。それ(放射性物質による被曝)を過度に煽って商売のネタにしているのではないか?と疑わしいケースも、ちらほら見えます。
私は
「ない!」と言い切るほうも
「限りなくある!」と言い切るほうも
両方、信用できません。
3ヵ年以上、色々な記事を読み、識者や研究者のコメントを拾い読みした途中経過的印象です。あくまで、私の個人的な印象に過ぎません。この点を、誤解しないでください。
私の意見は
「放射能(放射性物質による被曝)による人体への影響」については、急性被曝以外は、まず有無に議論があります。有るとしても、どこから危険性が高まるかについては、ほとんど意見の一致が見られません。「放射線に被曝すること自体」にリスクがあると言う意見も有ります。【「しきい値」は、ない】と言う考え方です。学問的には、それでよいかもしれません。しかし、生活する人間の視点から考えるなら、あらゆる放射線被曝のリスクを考慮して生活するなど、不可能だと思います。
最近、私が「放射能(放射性物質による被曝)による人体への影響」についてほとんど記事を書かないのは?
それ以上に人体の健康に悪いことを放置して、「放射能(放射性物質による被曝)による人体への影響」ばかり議論しても、かえってもっと危険なことを見逃す結果になるであろうと推測するからです。
人間の健康に悪い影響をもたらすものは、放射能以外にも沢山あり、時折それについて言われますが、ほとんどの人が無視(ないし無知)して暮らしていると思います。ファーストフードやコンビニが、流行るうちは、「放射能(放射性物質による被曝)による人体への影響」を警戒したところで、リスクのたった一つを回避できるかどうか?に過ぎません。
最近の私の考えは
「しかし、それ以上に有害な食品や生活習慣は沢山あることを、再認識して欲しい」と言うことです。
体や心を健康に保つことが、一番の「放射能(放射性物質による被曝)」対策のようです。様々な毒性物質について無知であったり、無視すれば結果として、「放射能(放射性物質による被曝)」以上に悪い結果がもたらされると思います。
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健康のリスクは、様々であることを知るべきだと思います。
「放射能(放射性物質による被曝)」のリスク一つだけを切り取って過度に言うことは、他のリスクを軽視するリスクも増えていきます。
では、食品の放射能汚染に対して、どの程度注意するのが望ましいか?
やはり、原発事故が日本に先んじて起きた当事国である、ウクライナやベラルーシの例を参考にするのが、一つの基準ではないか?と考えます。
「放射能(放射性物質による被曝)」のリスクを心配する方は、もう少し基準を厳しく考えるのが、よろしいと思います。
「それほど大したことないよ」思う方は、ウクライナやベラルーシの例を参考にするのが、よろしいと思います。
「放射能(放射性物質による被曝)」のリスクは無視して、以前からある健康被害の原因を重視するのも考え方としては、あると思います。
全部無視する人は、体質がきゃしゃな場合、早く病気になったり「突然死」したりするでしょう。頑丈な人は、それでも世間並みに健康で世間並みより長生きするかもしれません。
最近、思うことは
放射能汚染以前の話として?もっと、健康的に生活しろよ!
と思えるケースが、多々ありすぎることです。