金曜日は、NYは大分下押ししました。
株式投資の世界には、「半値押し」とか「3分の1押し」とか言う言い方があります。
「直近の安値から買われると、これ位の下押しは当然ある」と言う意味です。
その意味から、NYの金曜日の下げを考えると、大雑把に「3分の1押し」でしょう。
いったん、直近安値から切り替えした形になっています。
その意味で、まだNYは短期上昇トレンドは変化していないと推測しています。
夜間取引とシカゴのN225の「お腰」の弱いこと!
ここに現在の外国筋の日本株の強弱観が見て取れます。
私は、個人的には個人投資家が個別株に投資するのには否定的です。
それより中期トレンドを判断して指数先物に投資する方が無難だと思います。
問題は、証拠金の額です。
ミニで考えるなら、(最低)1枚あたり証拠金+100000円を口座に入れておくべきでしょう。これなら、N225が1000円自分の投資した方向と逆に行っても保証金割れになりません。その間に、どうするか考える時間的余裕があります。
個人が個別株に投資するなら、あくまで保有と配当を目的とするべきだと思います。
多分、個別株でキャピタルゲイン狙いの投資をすると信用取引をするようになると思います。でも、これ経費がかかります。この経費が非常に、私にはバカらしく思います。大証の宣伝ではありませんが、先物には経費はかかりません。キャピタルゲインが目的なら、指数先物の方が、圧倒的に有利な理由です。売買手数料も安いです。少ない資金の人が始めるなら、普通はN225ミニでしょう。売り買い往復100円の手数料です。N225ラージでも1000円です(ミニ10枚)。
更に言うなら、銘柄も一つです。
あれこれ考える必要がありません。
数十~100銘柄くらい検討する手間隙を考えてください。
「経費はかかる、手間隙はかかる」
ばからしくって現物株でキャピタルゲイン狙いの投資などしたくなくなると思います。
もっとも過程があります。
現物株でキャピタルゲイン狙いの投資を勉強して、先物投資に移行するのです。
現物株でキャピタルゲイン狙いの投資を勉強しなければ、先物投資は難しいと思います。単に先物投資を始めてしまうと、本当に「丁半バクチ」になってしまうと思います。
投資は、資産を増やすことが目的です。
(私は、時々これを忘れて遊びに熱中してしまいます)
自分に一番向いていて、一番安全度の高い方法を考えるべきだと思います。
これは、年齢・経験・性格・資金の規模などにより異なると思います。