「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

スイスフランショック(2015年 01月)

J-CASTニュース
スイスフランすさまじい急騰 外為市場大荒れで結局損した投資家は...
2015/1/16 19:39
http://www.j-cast.com/2015/01/16225480.html

 

ロイター

コラム:スイスの「恐ろしい教訓」が示す中銀の限界 
2015年 01月 16日 12:23
http://jp.reuters.com/article/jp_eurocrisis/idJPKBN0KP08Z20150116

コラム:スイス中銀の敗北、ECBとギリシャでの「大波乱」暗示か
2015年 01月 16日 15:01
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0KP0AZ20150116?rpc=223

ヘッジファンドや投機筋、スイスフラン急騰で多額の損失
2015年 01月 16日 08:56
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KO2TV20150115

スイス中銀がフラン上限廃止、「持続不可能だった」
2015年 01月 16日 01:58
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KO0VA20150115?rpc=223

スイスフランショック」の余波世界に、為替業者が破綻
2015年 01月 17日 05:31
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KP2AJ20150116?rpc=188

アングル:世界に逆行するスイス中銀のユーロ買い、継続に疑問符
2015年 01月 14日 17:25
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KN0GL20150114?rpc=223

 

で?その結果??

ロイター

ドイツ10年債利回り過去最低、スイスフラン上限撤廃受け
2015年 01月 17日 04:42
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KP28U20150116


金価格チャート
金価格長期チャート(20年分)
http://chartpark.com/gold.html

 

ドイツ国債が買われ、金(きん)が買われたと言うことのようです。

 

2009年経済危機(世間では、リーマンショックとも言います)

この後、スイスフランと日本の円が買われる傾向が強くなりました。

安全通貨ということです。

アメリカ発の巨大経済危機でしたので、ドルはボロボロ、ユーロもボロボロ。

スイスフランと日本の円、金(きん)などが買われました。

 

日本政府は、この時円高容認政策を採りました。

スイス政府は、自国の通貨高を拒否しました。

 

ユーロは、現在ボロボロ状態です。

スイスフランに上限を設定すると、ユーロ買いスイスフラン売りを継続しなければなりませんが、現在ユーロ買いをするのは、スイス中銀だけの状態だったようです。「これ以上は、ムリだ」と言うことで、「突然の手のひら返し」に出た模様です。

 

日本政府は、リーマンショックの時、円高容認政策を採りました。

これを、「無策だった」と言うような批判をする人間がいます。

日本の経済規模はスイスよりはるかに巨大であり、当時日本政府が自国通貨安政策など採れば、世界経済が破綻する恐れがありました。自国通貨高に耐えて資金を出し続けるしか道はありませんでした。

 

現在、日本政府が露骨な円安誘導を行い、アメリカ政府がほぼ「見て見ぬ振りをしているのは??」

当時のツケを支払っているのですネ?

この当時は、アメリカ政府は露骨なドル安政策を採ました。

日本政府が、それを放置したのはアメリカ経済を危機から救うためです。

株価大暴落の最中、日本のある巨大資金を使い東京市場とNY市場で株を買い続けました。ほぼ、半々の資金割りだったと聞きました。毎日、何百億円規模で株の買い支えをしたのですよ?

 

その結果、アメリカ経済は危機から立ち直り、日本が自国経済を立て直すために円安誘導しても、アメリカ政府は、ほぼ見て見ぬ振りをしていると言うわけです。

 

スイス政府の取った行動は、日本とは正反対でした。

それが、今回破綻したと言うことです。

世界経済危機のとき、身勝手な行動をとったスイス政府の味方はスイス政府以外にいないでしょう。

 

それはそれとして、株の話です。

全然、儲かりませんでした。

利益をきれいに吐き出して、資金を3分の1ロスして自分でも何をやっているのか?意味不明でした。利益確定の機会が無かったわけではありません。含み益8万円~10万円以上の場面は沢山ありました。

「もっと、増えろ!」と欲張ってずるずると値段が反対に行きたまらずロスカットしたと言うわけです。しかも、利益が増えると枚数を増やすと言う私の悪い癖も遺憾なく発揮しました。

 

もう少し、「真面目に!」株式投資に取り組むべきだといたく反省した次第です。過去何回も反省しましたが、また「悪い癖」を発揮してしまいました。

 

さて、NYと東京は弱含みの流れでどうなるのか??と見ていましたがNYは金曜日にやっと反発しました。東京はその前の日本時間の金曜日に、ほぼ売り物出尽くしと思われる安値があり、その後反発しました。(前日比は大幅安、しかし前々日と比較するとやや高い)

 

東京は弱含みの三角保ちあいが続いていて、大雑把に16700円から17200円のレンジ相場です。瞬間的に底割れしましたが、結局値段は戻りました。下に行けなければ、上を買うでしょう。

 

株式投資とは、このようなものです。

「ああだ、こうだ・・・」と色々能書きを言いますが、真面目に聞いた人は結局騙されます。騙すために講釈しているのですから?

要は、「結果が全てを物語る」と言うことです。

 

ほぼ業績とは、無関係に売られる時は、ばたばた売られ

買われるときは、配当なし(日経平均)でもズルズルと値を戻します。

2010年の株価を見てください。

利回りゼロの時に株価が大反発しています。

理由は、世界経済は底割れを回避しつつあり、大暴落の挙句に投げ売りされた売り物が出尽くしたからです。売り物が無ければ、買うしかありません。毎日、トレードする人(プロ)は、買うか売るかどっちかしなければならないからです。

 

売り物が出尽くしたところを買えばどうなるか??

株価はふらふらと上昇します。

ところが、「あら不思議?」

これまで戻りを売ってきた売りがないのです。

値が戻れば、売り方の買戻しが入り始めます。

すると、「ここぞ!」とばかりにお金の余っている人が、「ガツン!」と腕力買いをします。すると、カンカンカンと値が飛びます。益々値が上がると言う展開になります。真面目に考える人は、こんな時買えないと思います。

 

当時は、私は真面目に考えていたので、とても買えませんでした。

ばからしくって、やってられるか?

と思い、せっせと戻り売りをして資金をロスしてしまいました。

 

でも?こんなのを現実に一通り見ると分かります。

「みんなが買うときは、一緒に買わないとダメだ」

 

みんなが売る時は?

買わないか、一緒に売るか?どっちかです。

 

株式投資を難しく考えてはダメです。

ごく単純に考える。

今、みんなは買っているのか?買っていないのか??

売りは、結構難易度が高いと思います。

みんなが株を買っているときに一緒に買えば、たいてい儲かります。

いい加減儲かったら利益確定して、定期預金でもしておけばよいと思います。

 

ほんと?講釈だけなら??

百戦百勝だ!!

 

「百戦百勝」とは??
百戦百勝働き一両・考え五両 (角川文庫): 城山 三郎

百戦百勝 - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E6%88%A6%E7%99%BE%E5%8B%9D

山崎種二『そろばん』

 

小説ですから非常に面白いです。モデルとなった人物は実在し、戦前か戦後にかけて相場で勝ち続けた人です。勝ったまま引退しました。今、山崎種二さんが生きておられたら?どんな相場を見せてくれるのでしょうネ?

 

以前は、4大証券と呼ばれた大手の証券会社が4社ありました。

それに続く5番手にのし上がったのが、旧・山種証券です。

今もある「株式会社ヤマタネ」が、その米の方の会社だと思います。

元々は、米問屋で戦後、証券会社を作ったのだと思います。

小説のなかに「美術館」の話が出てきます。

山種美術館

http://www.yamatane-museum.jp/

 

小説と言うより、事実をベースにした伝記に近い文章ではないのかと思います。

一度、読んで見てください。面白いですよ。そして日本の近い過去を別の視点から見ることにもなります。