ドル高、ユーロ・円安。
円高→日本の輸出産業の利益圧迫
ドル高→アメリカの輸出産業の利益圧迫
どうして?こんなことになったのか??
アメリカが一時期、ドル安政策を取り輸出産業(アメリカ国内)の振興政策を取った結果だと思います。アメリカの輸出企業の売り上げに占めるアメリカ国外の割合が増えたので、ドル高が収益圧迫要因となり、予想利益を下回り結果として、アメリカ株のポジション調整がありアメリカ株安となっているようです。
アメリカ株安と日本やドイツ株が逆行していました。
どうしてなのかな??
と思っていたら、ドル高が日本やドイツの企業の収益を改善する、しかしアメリカの輸出企業の収益を圧迫すると言うことのようです。もっとも、NY市場に日本マーケットが逆らえたのは、二日で三日目の今日は、反落していました。
原油安を、まるで経済に悪いかのようなコメントをする経済関係の識者がいます。
原油安は、特に日本の内需企業には、「天佑」のようなものでしょう。
円安と消費税引き上げのダブル・パンチ状態だった、日本の内需企業にとっては「天の助け」と、ほぼ同じです。
原油価格を高止まりさせていたのは、世界中の長期運用資金です。
原油マーケットは、株式市場に比較すると小さなマーケットです。そこに長期運用資金が流入していました。理由は、インチキでしかも後講釈になります。つまり、実需を無視して昨年6月ごろまで原油価格が高止まりしていました。
この理由を、素人風に推測するなら?
「アメリカの経済危機のとき、多分産油国マネーがアメリカ経済維持のためにつぎ込まれたのではないのか??」
当然、これには「お返し」が付随していたものと思われます。
アメリカが経済危機のとき、産油国マネーが下支えをしたなら??
産油国に対するお返しは?
一番簡単なのは?原油価格を吊り上げることです。
「お返し」には、一定の期間があったのでしょう。
その期限が切れたので、原油価格を高止まりさせてきた資金が原油市場から流出したと推測すると??
原油価格暴落の筋道は、通ります。
ただし、これは私の個人的な「憶測」に過ぎません。
全然、根拠やソースはありませんので、誤解の無いようお願いします。
更に言うなら、日本の場合です。
ある日本の巨大資金が、何らかの投資先から償還時期を迎えていた最中にアメリカ発の経済危機が発生しました。世界中の株式市場が暴落するさなかに、その資金の一部がNYと東京の株式市場に投入され続けたと言う話をネット上でしている人がいました。一日の投入金額は百億円の単位です。
アメリカは、経済危機を克服するためにドル安政策を取りました。
その時期に超円高が進行しました。
現在、アメリカ経済は回復しつつあるようです。
日本政府は、露骨な円安政策を取っていますが、アメリカ方面からは、余り不満の声は聞こえてきません。「ツケのお返しであれば?当然ですネ?」
事実かどうかは、知りませんよ。