円高になるということは?円が買われるということです。
ドルは、別としてユーロが売られる。
対ドルでは、ユーロも売られているでしょう。
もし?今回のイギリスのユーロ離脱を受けて円高にならなければ??
それは、日本の円が世界から見放されたということです。
日本経済もかなり、落ち目の部分がありますが、世界と言う視点から見たら、まだまだ通貨・円には価値と信頼感があるということです。
円高になると、ど~だ?こ~だ?
大体、政府日銀の政策が、円安とインフレでした。
逆の現象が、外部要因により起きています。
資産価格を無視したなら、円高はレベルが適正である限り日本経済には、それほどの意味を持ちません。1ドル90円~80円になれば、これは円高の行きすぎです。
1ドル90円~110円であれば、それは適正レートと言えると思います。
為替レートは、庶民貧乏人に(+内需企業)利益が行くか
輸出大企業に利益が行くかの話です。
マスコミを見ると、円高でど~のこ~の??
こんな話が多いと思います。
立場により違います。
自分が、庶民・貧乏人であれば?
円高=よかった!!
こういう話なのです。
ポンド(イギリスの通貨)もユーロも、当分自国通貨高にはなれません。ならないのではなく、なれないのです。なれないという意味は、それ以外の国からの信頼度が低いという意味です。
円高になろうと、庶民・貧乏人の生活には、メリットの方が多いです。輸入物価が下落すれば、それは商品価格に反映され、輸入商品は、安くなります。
円高により利益が減少するのは、主に輸出大企業だけです。
円安・インフレによる経済振興政策のばからしさ?
理解できますか?
大体、今時の輸出企業は海外に生産拠点を持っています。円安になろうと、大したメリットはありません。円安で不利益を受けるのは、内需企業、庶民・貧乏人です。
ですから、個人消費はず~と、落ち込み続けたままです。
雇用の面からいうと、正社員は減少の傾向は変化せず、非正規雇用の雇用が増加したので、失業率が低下しているだけです。
円安になると、どうなるのか?
分かりやすい例が、粒あんたっぷりのミニアンパンです。
円高の時、これは5個でした。
円安になると?
値段は同じで、中身は4個になりました。
値段が同じで、5個が4個になっている。
20%値上がりしたのと同じです。
それなのに、「物価は上がっていない」と言われて簡単に騙されてしまう、庶民と貧乏人。
もっと、賢くなれよ!!!
4個と5個の違いも分からないのか??
2016年06月26日 04時17分