「北の山・じろう」時事問題などの日記

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2018年04月01日(日)21:35 「イチロー」は、「イチロー」であることを自分で証明しました

今年のアメリカのFA市場は、厳寒期の嵐のようでした。
移籍先の決まらない有力選手は、沢山いました。
一番酷かった例は?
元の球団から15億円強の1年契約を提示されました。
選手Aは、それを蹴りFAとなりました。
もっと良い条件を望んだんでしょうね?
普通なら、そうなるはずでした。
ところが?今年は驚くほどの「FA市場は、厳寒期の嵐」
契約が出来ない!
で?選手Aは、元の所属球団の提示を受け入れたそうなんです。
給料は?
15億円強から?
あれま?10億円OFF!!!でした。
最初に球団と契約しておけば、15億円以上の年棒を得ることが出来たのです。
FAしてみたものの?
契約先が、なかったので!「泣く泣く!」10億円OFF!!!で再契約したと言う、泣ける話です。

イチロー」は、去年までの所属先の「マーリンズ」から解雇されてしまいました。
ここ数年の成績も、あまり大したことはありません。
今年、「イチロー」は44歳。
過去の名選手であろうと、普通は契約など無理です。

今年のアメリカのFA市場の動きを見て、99%「イチロー」を雇用する球団は、ないと思っていました。

イチローに一番関心を持っていたのは、古巣の「マリナーズ」でしょう。
でも、昨年の段階で来期のチーム編成は、なされます。
その時点で、イチローは不採用でした。

だから、「イチロー」は今年、引退するしか道はありませんでした。
でも、「イチロー」はオファーを信じて、トレーニングしながら、オファーを待ちました。

その練習動画が、YouTubeにアップされたりしました。
「まだ!ばりばりの現役じゃないか!どこか!採用してあげろよ!」
でも、オファーは、ありませんでした。

3月になり、「イチロー」に神風が吹きました。
古巣の「マリナーズ」の外野手が、次々と故障しました。
外野手の数が足りなくなり、補強を迫られました。
「だったら?イチローを採用しようよ!」
このような流れから、イチローは古巣の「マリナーズ」に再雇用されました。

その後も順調とは、言えませんでした。
ふくらはぎに違和感が出て、休養したり?
やっと出て来たと思ったら、紅白戦で死球を受けたり?

マリナーズ」の監督にしたら?
「はらはら?どきどき?」の連続でしょう。
マリナーズ」にとって、イチローは衰えたとは言え「英雄」です。
「英雄」を再雇用して、ベンチに置くなどは出来ません。
単なる外野の控えでは、許されません。

イチローには、先発出場が約束されていました。
問題は、コンデイションを整えて試合に出られるか?
試合に出て、結果を残せるのか?

ここ数年で、イチローは年齢の衰えを補う方法を学んだと思います。それが去年の後半の数字に現れています。
主に代打専門で、3割近い打率を残しました。
一時期は、不調でしたからね。

打者として3割前後の打率を残し、守備で水準以上の守備力があれば、選手として何の問題もないと思います。

昔みたいに?
「ウルトラ!」と言うわけには、いきません。
でも、44歳のイチローは?
「スーパー!」
くらいのプレーは、開幕戦で見せてくれました。

記事から、一部引用>
 加齢に伴うパフォーマンスの低下が指摘される背番号51だが、この日のプレーは年齢を一切感じさせないスーパーキャッチ。敵地実況は思わず「44歳が24歳のようなプレー」と指摘するほどだった。

 打席では4打数2安打1得点の活躍でメジャー通算3082安打とし、歴代単独21位に浮上。シーズンは始まったばかり。今季もイチローがファンの目を楽しませてくれそうだ。
<引用終わり

誰だって、年をとれば衰えます。
30代後半から40代前半のイチローは、そうでした。
そこから、イチローは?
「どうやって、その衰えた部分をカバーするべきか?」
必死に考え試行錯誤をしたのだと思います。

その中に体力トレーニングがあります。
イチローがたどり着いた結論は?
「余計な筋肉は必要ない。野球に必要な筋肉を、出来るだけ正確に反復練習して維持する。何よりスピードを重視する。」

ここに中高年が学ぶべき、大切なヒントがあります。
イチローが、並みの一流なら学ぶ必要もないかも知れません。

世界中を探しても?めったにいないだろうな?
と言う、「ウルトラ一流」の考え付いたことは、学ぶべき点が多いと思います。

「余計な筋肉は必要ない。野球に必要な筋肉を、出来るだけ正確に反復練習して維持する。何よりスピードを重視する。」

「余計な筋肉は必要ない。」と言う部分を誤解しないでください。そもそも、健康的な日常生活を過ごす筋力すらないでしょ?こんなケースも多々あります。