「北の山・じろう」時事問題などの日記

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放射能汚染食品から、どうやって身を守るか(8)全体の量を考える

★これまでは、種類別に考えてみました。今回は、トータルで考えて見ます。トータルという意味は普通の食事をして、どうなるのか(何ベクレルの汚染を摂取する事になるのかなのか)???という意味です。あまり、よく分からないですネ??

★別の言い方をすると、多く食べる食材が汚染10ベクレル(1kg)とします。主食、水などです。副食(野菜、肉、魚、卵などです)も同じく20ベクレル(1kg)汚染されていたと、仮定します。どっちが「マズイ」と思いますか???というのが、今日の問題です。

ウクライナベラルーシでは、食材ごとに汚染の上限値が違います。主食のパンは、20ベクレル(1kg)です(ウクライナ)。野菜・果物は、100に近いほうの数字が設定されています。どうしてかと言うと、食べる量が違うからです。多く食べる食品は、厳しい数字を設定し、それほど多くないと考えられる食品は、やや高い数字を設定しています。これが、「トータル」の意味です。

★現在は、知りませんが原発事故前の輸入食材の上限値は、セシウムで370ベクレル(1kg)だったと記憶しています。外国でもそうです。輸入食材は、それほど多くは食べないであろうと言う前提で、高い数値を設定するのです。こう考えても、3月末までの基準値の500ベクレル(1kg)のメチャクチャさ加減が、ご理解いただけると思います。めったに食べない輸入食材以上の数値を設定していたのです。

★これを誤解している人が、時々います。ヨーロッパより、厳しい数値を設定しているんだから、問題ないじゃないか!と言うのです。つまり、国内の食材の数値と輸入食材の数値を、ごっちゃにしているのです。

★本題に戻って、トータルの摂取量です。元々、事故前は日本の汚染基準は、セシウムに関しては、10ベクレル(1kg)です(1つの核種について)。と言う事は、これが一つの目安になるでしょう。これより高くなれば、出来る限り食べないほうが良いことになります。

★特に主食については、厳格に守るべきだと思います。食品の中で一番多く食べるからです。

★飲用水です。アメリカは、0.11?ベクレル(1リットル)くらいの設定です。ドイツが0.5くらいの設定です。1ベクレル(1リットル)未満です。飲用水については、これくらいに考えるべきでしょう。「1ベクレル(1リットル)」を汚染の上限に考えるのです。

★量を多く摂取する、水と主食(米・小麦など)については、徹底的に厳格に考えるべきだと思います。ここを、厳格にしておけば副食のほうは、余裕が出来ます。これが、「トータル摂取量をコントロールする」の考え方の基本です。

★水が、1ベクレル(1リットル)以上、主食が10ベクレル(1kg)以上汚染されていたなら、お話の外です。ですから、ここは厳格に敏感に考えてください。数値の分からない主食や水は摂取しては、ならない事になります。

★つまり、「外食は、ダメです」と申し上げたいのです。コンビニ・外食チェーン・ファミリーレストラン・居酒屋チェーン・飲食店・外売りの弁当・汚染を計測していない又は基準値の高いスーパーなどの中食などです。

★これが、食品と飲用水に関する基本的な考え方です。トータルの量を減らす。トータルの量を増やさない。このように考えてみてください。(話を単純にするために数字は割愛しました)


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